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ラッセル・アインシュタイン宣言と憲法9条(12) 

同じく、大森実が書いた中公文庫『日本は何故戦争に2度負けたか』P.29。ポツダム宣言受諾の是非を論じる宮中御前会議での昭和天皇の発言。(一部、文章のつなぎでFRANK LLOYDの手をいれました)

「議を尽くすこと、既に数時間に及びましたが議決致しません。もはや事態は一刻の猶予も許されません。異例で畏れ多いことながら、聖断を仰ぎとう存じます。」と当時の鈴木首相。

それに答えて、昭和天皇はおもむろに口を開かれた。
「それならば意見を述べよう。私は外務大臣(東郷外務大臣)の意見(ポツダム宣言受諾を是とする)に賛成である。」

「念のために言っておくが、大東亜戦争が始まって(日中戦争以後)、陸海軍がしてきたことを見ていると、予定した計画と結果が違うじゃないか。今も陸海軍は本土決戦で勝つ自信があると申しているが、私は心配だ。先日、参謀総長から九十九里浜の防衛の話を聞いたので、侍従武官を派遣して調べさせてみると、参謀総長の話とは大変違う。防衛はほとんど出来ていない。師団装備は出来ていると言っていたが、兵士は銃剣すら持っていないではないか。

このような状態で本土決戦に突入したら、日本民族はみんな死んでしまうのではないか。日本という国を子孫に伝えることが出来るのか。私の任務は、祖先から受け継いだこの日本という国を、子孫に伝えることである。今日となっては、一人でも多くの日本人に生き残ってもらい、その人達に立ち上がってもらうほかに、将来、この日本を子孫に伝える方法はないと思う。このまま戦争を続けることは、世界人類にとっても不幸なことである。忠勇なる軍隊の武装解除や、戦争責任者の処罰は、忍びがたいものがあるが、いまは忍びがたきを忍ばねばならぬ。私は明治天皇の三国干渉のときの心境を考えている。私は戦争を止める決心をした」


この文を引用したのは、昭和天皇の決心を賛美するためではありません。

「陸海軍がしてきたことを見ていると、予定した計画と結果が違うじゃないか。今も陸海軍は本土決戦で勝つ自信があると申しているが、私は心配だ。先日、参謀総長から九十九里浜の防衛の話を聞いたので、侍従武官を派遣して調べさせてみると、参謀総長の話とは大変違う。防衛はほとんど出来ていない。師団装備は出来ていると言っていたが、兵士は銃剣すら持っていないではないか。」

この部分です。兵士は銃剣すら持っていない。神国日本ですから、竹槍でも防衛はなる、日本は負けないと、陸海軍、特に、陸軍軍人は信じていたんでしょうね。

あれ?

竹槍 = 憲法第9条

アハハハハハ。

FRANK LLOYD天皇のお言葉、お聞き下さい。

「念のために言っておくが、敗戦後60年経って、憲法護憲派がしてきたことを見ていると、予定した正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求するという目的、崇高な理念と結果が違うじゃないか。国際平和どころか、二度と日本が戦争に巻き込まれないよう、九条を守りたい、などと日本だけが良ければいいのだ、ということを言っている。だいたい、前回は日本が巻き込まれたんではなく、日本が開始したんじゃないか。

今も憲法第9条を守れば、日本は戦争に巻き込まれない、などと申しているが、私は心配だ。

護憲派は、大丈夫、憲法第9条さえ守って改訂しなければ、日本はどこの国からも侵略を受けないなどと言っているが、調べさせてみると、台湾有事の際の日本の行動指針、朝鮮有事の際の日本の行動指針など、逆に、護憲派が抵抗勢力となって、右傾化という杞憂の元、討論・研究すら拒否している。対応策は全く出来ていない。憲法第9条を守ればいいと、そのことだけを言っていたが、戦前の竹槍と同じで役に立たないではないか?」


え?こういう書き方、しちゃいけなかった?

憲法を冒涜するものですって?

やれやれ。
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