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地球温暖化(3) 

メタンハイドレート
メタンハイドレートは、採掘しなくても存在そのものが問題なのです。つまり、今世界で進行している温暖化により、自然にメタンハイドレートがメタンガスを放出し、温暖化を加速させる可能性があるのです。
メタンはCO2の10~20倍(60倍近いと言う説もあります)の温室効果を引き起こします。そのため、更に温暖化が進み・・・と悪循環、「悪魔のサイクル」が始まる可能性があるのです。

実際、8000年前におこったノルウェー沖の「ストレッガ海底地滑り」はハイドレート層が不安定になって起きたものと考えられています。また、1988年のパプアニューギニアを襲った津波は、地震に伴うハイドレート層の分解と、それによる海底地滑りの可能性があるといいます。そして、ハイドレート層から放出されたメタンガスは過去の地球規模の気候変動に大きな影響を与えた形跡も発見されています。

5500万年前の急激な地球温暖化がそれで、メタンハイドレートが原因と見られています。一気に海水温が6度も上昇し、多くの生物が絶滅しています。また、8000年前の「ストレッガ海底地滑り」の時も、大気に放出された量は埋蔵量の3%、3500億トンに達し、現在でも1000Kmにわたって痕跡が残っているそうです。もし、これと同程度のことが起こると、10年間で4度の気温上昇が起こるといわれます。

FI1910144_1E.pngさて、1000年とか2000年ではなく、もう少々長いスパンでの地球大気の温度変化を見てみますと、

(dark blue) :赤道太平洋ODP658堆積物コア
(blue):南極ボストーク氷床コア
(light blue)グリーンランドGRISP2氷床コア
(green)中央アフリカ東部キリマンジャロ氷床コア
(yellow)北大西洋(高緯度)堆積物コアPL07-39PC
(orange)ヨーロッパ花粉分析
(red)南極氷床コアEPICA
(dark red)西熱帯太平洋海洋堆積物

8000年前、6800年前(縄文海進)の時は、「(light blue)グリーンランドGRISP2氷床コア」の温度が+1.5℃、+1.0℃。3500年前、2000年前のバイキングのグリーンランド植民時も+1.0ぐらいに上昇していますね。

「(dark red)西熱帯太平洋海洋堆積物」は「(light blue)グリーンランドGRISP2氷床コア」とは連動していない。なぜでしょうかね?

このグラフを見ると、平均値は4000年前から下がっていて、いくぶん冷却期のようですね。で、それが2004年は+0.5。これは人為的という疑いを濃くせざるを得ないですが、自然なサイクルである、ということが言えるのかどうか?

それから、1万、1万2000年前は-2.0℃とかそれ以下。これはすごい氷河期だなあ。クロマニヨン人はよくこの時期を生き延びましたね。人類の祖先が彼らだとすると、すごいものがある。

だけどねえ、温暖化というのは一つ間違うと氷河期になってしまうという怖さがあって、氷河期の方が温暖化よりもずっと怖いですね。

FI1910144_2E.png左のグラフを見ると、10Cから12Cぐらいまでは温暖な気候だったんですねえ。それが13Cから19Cまでは「Little Ice Age」、つまり小氷期だったようで、産業革命がなければ今でも小氷期は続いていたのか、それとも自然に温暖化に向かっていたのか。

しかし、最初のグラフを見ても、この10Cから12Cぐらいまでは温暖な気候というのは、4000年前、6000年前、8000年前よりもまだ寒い気候で、その昔はエデンの園だったのでしょうか?

それにしても、19C後半から21Cにかけての温度上昇は、各測定点のばらつきもなく、一様に上がっているのが恐ろしい。極地が上がっても、熱帯・温帯は連動しない、という過去の例と違います。これは人為的な全世界の温度上昇で、単なる自然現象のサイクルの一部とはどうにも思えませんが、どうなんでしょうねえ。
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