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地球温暖化(6) 

減っていた南極の氷床 海面上昇の原因に
南極の氷床が2002-05年の間に平均で毎年約152立方キロ減っていることを米コロラド大などの研究チームが人工衛星による重力観測で突き止め、2日、米科学誌サイエンスの電子版に発表した。これまで南極全体の氷が減っているかどうかを測定することが難しく、同チームは「今回の研究結果は、南極全体で氷床が著しく減少していることを初めて示した」としている。今後、地球温暖化による海面上昇予測の見直しにつながる可能性もある。

152立方キロというのは、152 km^3ですよ。大きさであって重量じゃありません。重量なんて測れないものね。勘違いしないように。で、どのくらいの重量か?というと、

1立方キロ=1 km^3は、1000 m × 1000 m × 1000 m = 1,000,000,000 m^3

つまり10億立方メートルってことです。で、氷1立方メートルは何トンか?水は1立方メートル1トンですが、氷と水では密度が違う。氷の密度は0.9168g/cm3です。0.9168トンということです。ということで、

152立方キロの氷の重量=152,000,000,000 × 0.9168 = 139,353,600,000トン

1393.5億トンということ。すごいでしょ?え?想像出来ない。確かに。

山手線の内側の面積は約70平方キロです。つまりですね、山手線の内側にこの溶けた氷を敷き詰めたらどうかというと、

152平方キロ ÷ 70平方キロ = 2.171キロメートル

の高さの氷の山になる、ということです。ハイ。富士山の3分の2ですね。富士山よりは低い!で、平方メートル当たりにかかる重量はというと、

2171 × 0.9168 = 1990.4

つまり、1990.4トンの重さが1平方メートルにかかる重量、ということです。山手線の内側だとしたらね。地面なんてめり込んじゃうね。

なぜ、こんな話をくだくだしているかというと、この後の記事。

同チームは02年に打ち上げられた、地球の質量や重力の微妙な変化を観測できる米航空宇宙局(NASA)の人工衛星を利用して、同年4月から05年8月までの間の南極の氷の総量を観測した。その結果、年平均で152立方キロの氷が減っていることが分かった。これは琵琶湖の水量の約5・5倍に当たり、チームは、地球の海面が年間0・4ミリ上昇したことに相当する量だと試算している。ほとんどが、南極の西部にある氷床の減少だった。南極大陸のほとんどを覆っている氷は、地球の淡水の多くを占め、溶けると海面の上昇を招く。

温暖化による海面上昇の一因ともされるが、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の01年の報告書では、南極の氷は21世紀中は温暖化による降水量の増加で量が増える可能性が高いと予測されている。

地球の海面が年間0・4ミリ上昇したことに相当する量
溶けるとと海面の上昇を招く

こればっかですね。0.4ミリ。たいしたことがない、と思ってしまいます。

しかし、毎年1393.5億トンが南極大陸の陸側、海側でどの程度の割合か知りませんが、そのある部分の陸側にかかっていた重量が取り除かれるということです。

陸、つまり、プレートにかかっていた荷重が軽くなるとどうなるか?

幕張の埋め立て地でビルが建ってます。あれもすごい重量なんですが、埋め立て地だから地盤も固くなく、建った当初は年間30cmぐらい沈みました。地面というのは「盤石」なんて言葉とは違って、結構ゆがんだり曲がったりします。地震だって、プレートがゆがんで元に戻る時に起こる物でしょ?

だから、毎年1393.5億トンの一部分が南極大陸にのしかかっていた物が、溶けてなくなるということは、幕張と逆で地面が隆起するということです。

ピンポン球を想像して下さい。ピンポン球をへこませてしまった事がありますか?あれは、へこんだ部分をなんとか元に戻そうとしても、別の箇所がへこんでしまったりして。。。

南極大陸が隆起するということは、地球の別の箇所が陥没してしまったりするってことかな?で、そうそうベコベコさせると、亀裂が入ったりして。ピンポン球なら中身は空気ですが、地球プレートの下は?マグマですね、マグマ。

火山活動だってさかんになるかもしれず。

と、

地球の海面が年間0・4ミリ上昇したことに相当する量
溶けるとと海面の上昇を招く

だけじゃない。そうそう静的な動きだけじゃないということも想像しましょ。。。想像してどうなる?

参考:メタンハイドレート―21世紀の巨大天然ガス資源
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