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地球温暖化(1) 

過去にも地球温暖化は何度も繰り返されてきました。今回が初めてというわけではありません。(参考:神道と天皇制を考える(3)-縄文海進)今回の温暖化が初めて!というギネスブック物である点は、

1.過去の温暖化促進の火山性ガスの大量排出はない。
2.シベリアなどの永久凍土層からのメタン発生は同じ。
3.フロンガスなどのオゾン層破壊物質は初めて、且つ大量。
4.過去炭素固定されてきた石油・天然ガスの燃焼による炭酸ガスの大量発生は初めて、且つ大量。
5.数千年、数万年かけて促進されてきた自然発生的温暖化と違い、たったの百数十年で人為的に発生。
6.数千年、数万年なら可逆的プロセス、つまり緩やかな温暖化の進行が緩やかな寒冷化の進行につながるが、百数十年の急速な温暖化の進行が、寒冷化の可逆プロセスに戻る保証はなく、不可逆現象の場合、永久に温暖化のままで固定される可能性がある。
7.逆に、急速な温暖化が急速な寒冷化(氷河期の発生)を促進しないという保証もない。
8.温暖化は、単に平均気温の上昇をもたらす物ではなく、海流の流路変化や海流の部分的停止、それによる海氷の溶解、大気循環の変化をもたらし、気候の大幅な変化をうながす。
ということです。

過去の自然発生的温暖化ガスは、1)火山性ガス、2)永久凍土層に固定されていたメタン・エタンでしたが、今回の人為発生的温暖化ガスは、1)、2)に加えて、3)化石燃料の燃焼による炭酸ガス、4)フロンなどの人工ガス、5)家畜から発生するメタンガスが加わります。

幸いにして現在は火山の活動期ではありませんが、3)4)5)の総量は、過去の温暖化の時期の1)2)の総量を上回ります。それも数千年、数万年でのゆっくりとしたプロセスではなく、百数十年の急激な増加で、これは今まで地球という環境実験場では初の試み。何が起きるか誰にも解りません。

南半球のオゾンホールが拡大して、紫外線量が増大する、なんてのは序の口で、波及する現象でも無し。もちろん、宇宙線などの増大で環境が変化しますが、他の変化を極端にうながす物ではない。

それよりも、氷河が溶けて、その冷たい真水成分が、海水の塩分濃度を変化させる。海水の塩分濃度が変化するということは、海流の流路が変化する。海流の流路が変化すれば、海流により暖められていた大気の温度が変化し、それでジェットストリームの流路も変化する。

今まで温かい熱帯の海水は、流れ流れてグリーンランドの沖合まで流れて行って、それで冷やされて、また温帯、熱帯に戻ってきたわけですが、北極海の海氷が溶けて塩分濃度が変わると、熱帯から流れてきた温かい暖流が止まる可能性もある。暖流が止まればヨーロッパは寒冷化する。

つまり、大気は全般的に温かくなっているのですが、それで海氷が溶けると、冷たい塩分濃度の薄い水の層が海洋表面にとどまり、塩分濃度の濃い暖流は海洋の底深く沈みます。そうすると、暖流が運んできた熱が海洋表面で熱交換しなくなり、温暖化なのにヨーロッパは寒冷化するというわけです。さらに海氷が溶けて、冷たい塩分濃度の薄い層がどんどん増えて厚くなってくると、暖流は他に流れを変えて、北極海に流れ込まなくなる。熱の供給が止まれば、その地方は寒冷化する、というわけでヨーロッパの寒冷化が起こります。

また、今まで寒帯地方に熱を捨てていた温帯、熱帯には熱が滞留する。熱が滞留すれば、海水の蒸発が増えて、相対湿度が上がる。相対湿度が上がれば、上昇気流が起きやすくなる。上昇気流が激しくなると、低気圧の規模が大きくなる。それが超大型のハリケーンや台風、サイクロンの数を増やすことになる。

その被害を受けるのは、アメリカ、日本・中国、インドという国々。人口は多い、GDPは大きいというので、世界経済にとっても被害甚大。それにヨーロッパが暑くなったり、涼しくなりすぎたり。世界の経済活動を引っ張っている国々が自国の自然災害で手一杯になれば、ほっとけない世界の貧しさ、なんていう国々まで手が回らなくなります。それで、民族大移動。世界政治も変わるってわけです。ホワイトバンドなんて意味無くなります。

上記は思いつきで書いただけですが、まあ、熱というのは常に大気と海洋の間を行ったり来たりしています。それが、海洋の対流の場合は、暖流や寒流になり、大気の対流の場合はジェットストリームなどになる。それで、熱のやり取りをしていた。

それが、温暖化ガスの大量発生で、宇宙空間に捨てられていたはずの熱が大気にこもって、海洋に熱交換され・・・

いやあ、どうなってしまうんでしょうね?なにせ、過去の間氷期の温暖化と違って、宇宙空間からの熱のこもり方の速度も違えば、量も違うので、スーパーコンピューターでも予想はつかない。過去の温暖化の事例も参考にならない。

だって、鍋でお湯を沸かすとして、弱火で沸かしても、強火で沸かしても、100℃になるのに変わりはありませんが、沸騰するまでの時間と、ボコボコとすごい勢いで沸騰したり、蒸気が吹き上がったり、同じ沸騰でも現象が違うのと一緒でしょ?

このまま、石油を燃やし続けていていいことはなさそうで、海洋に炭酸ガスを投棄して固定するとかの人為的変化をするのではなく、過去燃やさなかったものを燃やさずにおこう、とか、家畜を食うのを止めて、メタンを含んだゲップの総量を減らすとか、そういう消極的対策しかありません。それで様子を見るほかありませんが。。。

幾何級数的に増えた温暖化ガス、現在・将来の分ではなく、過去の分で現在の影響が出ています。現在・将来の影響はさらに先の話。何が起きるか、まったくわからないというのが本当です。
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