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原子力発電とその問題Ⅵ 

原子力発電とその問題Ⅰ
1.エネルギー事情から原子力発電が言うまでもなく重要なのであれば、都心部の近く(例えばお台場)にこそ原発を建設すべきだ。電力の大消費地から遠く離れた地域に原発を立地していては、いたずらに送配電ロスが大きくなり極めて非効率的だ。

FI1919657_1E.jpgさて、

何度も掲載している縄文海進(6800年前)の首都圏の地図。水色の部分が6800年前の海水面の上昇の時は海だった、という地域ですね。この水色の地域は、6800年以降地球が少々寒冷化した際に陸地になった部分ですが、それは海水面が降下しただけではなくて、河川による土砂の堆積もあって陸地になったデルタ地帯ということ。現在の埋め立て地とまったく同じ軟弱地盤なんですね。

中央区で言えば、皇居の手前(江戸城の手前)までは海岸線が迫っていました。だから太田道灌は江戸城を今の位置に造ったわけです。海岸防備の意味もあったのでしょうね。それが徳川家康が豊臣秀吉の命令で国替えした時、江戸城を本拠にしましたが、家康・秀忠・家光三代の頃は、江戸城の前は湿地。そこを大規模に干拓しました。上野のあたりもそうなんですね。上野の丘の前はどこまでも葦の原が広がる湿地。それを干拓した。

東京都の場合、東照宮・氷川神社・宮目までが縄文時代まで海。だからねえ、現在の東京都の海岸沿いは、最近の埋め立て地でなくても、相当海岸から離れないと、ほとんどの場所が沖積世の頃に出来たデルタ地帯で、岩盤など数十メートルから数百メートルもボーリングしないと出てきません。まったく原子力発電所には向かない土地なんです。

では、

温排水の捨て場は何も海岸だけではない、というので荒川とか隅田川、多摩川をさかのぼって、沖積世台地ではないところまで行ったとしたら。。。ゲゲゲ、北区、品川区のどこまでも広がる住宅地ではありませんか。そんなところに道路を造るのさえ巨額な立ち退き費用がかかるのに、原子力発電所を作るとしたら、いくらかかるのか?コスト無視?福祉に金を使った方が良いような。。。_| ̄|○

じゃあ、

千葉県はどうだ?と見ると、東京湾沿いは東京都同じで、相当海岸から離れないと、ほとんどの場所が沖積世の頃に出来たデルタ地帯。しかも、千葉県には大規模河川がありません。。。_| ̄|○ 九十九里浜もダメですねえ。利根川流域の香取あたりが唯一候補地ですが、ここも住宅地なんですよね。千葉県香取郡下総町あたりの農地を潰しますか?

ならば、

神奈川県は?というと、東京湾沿いは東京都と同じで全滅。大規模河川もありません。鶴見川くらいでしょうか?ありゃあ、大規模河川じゃないなあ。だから、ず~っと、三浦半島を下って、横須賀あたりまで行かないと候補地はない。

お!横須賀火力があるから、併設でちょうど良いって?あのねえ、原発の温排水は火力の冷却水と比べ物にならないくらい出るんですよね。火力なら、出力調整は燃焼を押さえて蒸気発生を少なくすればタービンの運動は止まりますが、原発は中性子棒と冷却水で出力調整しますから、火力なんかよりも大規模な温排水が出ます。

神奈川県の相模湾沿いは三浦半島側、湘南地方に立地候補地がありそうです。しかし、東海沖地震はどうなるの?ダメですね。

結局、茨城県、福島県まで北に行かないと、首都圏近郊では候補地はなかったということです。つまり、今ある原発の位置が首都圏北方に限っていえば一番近い地域だったのですね。

東京湾は閉じた湾ですので、若狭湾とか東海村のような外洋に開いた湾ではないので、熱がこもります。江戸前の海苔も魚も食べられなくなり、巨額な漁業補償が必要ですが、それもコスト無視?

ですから、

どだい、東京湾沿いに原発を作るなんてちょっと考えれば不可能なんですがね。お台場ねえ。構造的な要因、温排水の要因で不可能ですね。お台場に限らず、東京都の土地は不可能。コスト無視ならいいですが。

ということで、

原子力発電とその問題Ⅰ
1.エネルギー事情から原子力発電が言うまでもなく重要なのであれば、都心部の近く(例えばお台場)にこそ原発を建設すべきだ。電力の大消費地から遠く離れた地域に原発を立地していては、いたずらに送配電ロスが大きくなり極めて非効率的だ。

送電ロスの損失どころではないコストがかかりますので、却下、ということでよろしいですね。

ああ、スッキリした。次は第2項行きます。

参照:

東京電力のネットワーク(1)電力網の仕組と通信インフラ
シムシティから考える地域エネルギー計画とマイクログリッド
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