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スリランカの内戦 (1) 

FI76350_1E.jpgスリランカの歴史はヨーロッパ諸国が来るまでは、シンハラとタミールの取ったり取られたりの戦いで、タミール系のチョーラ王朝・カリンガ朝・ヤルパーナムなどが支配した時期もありました。

その後、ポルトガル・オランダ・イギリスなどの植民地支配で、シンハラ・タミールに関係なく、植民地経営に邪魔な王朝は虐殺。18世紀のイギリスの新聞を読むと南米でスペインがやったのと同じ事をイギリスもしていたのがわかります。

植民地支配を脱した後、しばらくシンハラもタミールもはた目には仲良くやっていましたが、結局千年前の取ったり取られたりに逆戻りしたということですね。今に始まったことではない。

また内戦が始まるか?と言っても、今回はLTTEも国際的につるし上げられていて、過去と同じ繰り返しとはならないような気がします。

二十数年前のドンパチよりは規模が小さいので、初めてこういう事態に遭遇した人は驚くでしょうが、あまりたいしたことはありません。コロンボでカーフューでも発令されたら問題でしょうが。

FI76350_2E.jpg日本人はシンハラ、タミールがなんで仲良くなれないのだ?と単純に疑問に思うようですが、じゃあ、北朝鮮・韓国・中国と日本人はなんで仲良くなれないのだ?と自問してみれば、話はそれほど単純ではないと想像できるでしょうね。

さらに言えば、タミールナドナ州があり膨大なタミール人口を抱えるインドが、スリランカ政府の方に肩入れしたり、見て見ぬ振りをしたりするというのもどういうことかと。つまり、インドと言っても一枚岩ではなく、インド国内の数ある人種の中でもタミール人は独立性向の高い人種ということ。インド中央政府も手を付けかねています。ラジブ・ガンジーもLTTEに暗殺されましたしね。

アイルランド紛争で、IRAやシンフェイン党と一般のアイルランド人とは政治傾向が違ったように、LTTEと一般のタミール系スリランカ人は違います。同様に、イングランド人と北アイルランド人、スコットランド人、ウェールズ人はそれぞれ国が違う(国家としては同じですが)と思っているように、シンハラ人とタミール人もつかの間の呉越同舟と考えています。肌の色が似通っているからといって、同じと考えられません。しかし、日中韓朝鮮台湾ならある程度お互いの見分けがつきますが、欧米人から見れば同じと思ってしまうように、シンハラ・タミールも日本人から見れば同じに見えてしまうということ。民族というのはややこしいものです。

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