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女性による経済活動と民族対立が引き起こす経済問題 5 

5.おわりに
 1989 年から10 年後の1999 年夏、スリランカ・タミル人を代表する知識人のニーラン・テイルチェルヴァム弁護士が、身体に爆薬を付けたLTTE兵士に暗殺された。こよなくタミル文化を愛し、言論こそが民族の壁を越えて人々を結ぶと信じていた人である。彼の死によって、スリランカにおける言語文化の伝統は、本当に暴力の文化に置き換えられたのであろうか。武人たる征夷大将軍が長く統治者となり、文人は俳諧趣味に堕した我が暴力文化の島から留学して、言論文化の伝統に魅せられた者から見ると、再び声帯から鼓膜への共鳴が響き渡る日の甦ることを願わずにはいられない。
<参考文献>
Central Bank of Sri Lanka, Economic Progress of Independent Sri Lanka, Colombo, 1998. W.D. Lakshman (ed.), Dilemma of Development; Sri Lanka Association of Economists, Colombo, 1997.
D.Panditaratne and P. Ratnam (ed.), The Draft constitution of Sri Lanka; Critical Aspect, Law and Society Trust, Colombo, 1998.
鈴木正崇著『スリランカの宗教と社会』 春秋社、1996 年。

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