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スリランカは豊かだ! 

スリランカは豊かだ!・・・って、相対的な話なんですよ。物事は全て相対的。絶対的に貧しいとか豊かだとか、そういう状態はありえません。アインシュタイン先生も『全ては相対的だ!』と言われております。

スリランカから帰ってきた日本人旅行者の感想を聞くと、ときたま、「貧しいけれども。。。の国」という感想を抱かれる方がおります。そういう感想を聞きますと、私としては、スリランカで貧しいと思うようならば、インドバングラディッシュパキスタンに行くとどう感じてしまうんだろうか?なんて思ってしまいます。

昔から、インドパキスタン、バングラの日本人学校や大使館員が休暇でスリランカを訪れて、

「いやぁ、スリランカ、綺麗ですねえ、豊かですねえ」

という感想を聞きました。スリランカに駐在当時はインドパキスタン、バングラに行ったことはなかったので、私も、

「スリランカが綺麗というなら、インドパキスタン、バングラはどんな世界なんだ?」

と思っておりました。後にシンガポールに赴任して以降、インドパキスタンを訪れる機会があり、バングラにも行ってみました。

・・・(絶句)

ス、スリランカは綺麗です。人少ない。高速道路はないけれど、いやいや、豊かな国です。

乞食が皆無とは言いませんが、スリランカの数十~数百倍の乞食の数。スリランカに見られないらい病患者の集団。スリランカ空港で押し売りのポーターはいましたが(今はまあいない方です)、ダッカやカラチ、チェンナイのように数十人のポーターが私のスーツケースを奪い合うようなことはありません。

こういう印象は私だけかと思いましたら、あ!いたいた、いました。ちゃんとした方もそう言われておりますね。

口大使メッセージ「スリランカとバングラデシュ」2004/11/25
 イードの休暇を利用してスリランカに行ってみました。
 一番印象深かったことは、紀元前5世紀にベンガルから渡った王子によって開 かれたシンハラ王朝が、インドからパーク海峡を越えてやってくるタミール人 の攻撃を受けて、何度か遷都を強いられながらも、1815年英国に滅ぼされるま で綿々と続いたという説明でした。
 本当かなと思いましたが、ダッカに住む何人かのスリランカ人に尋ねたら皆そ う信じているそうです。
 ダッカから訪れた旅行者が気が付くのは、第一に人の少なさです。スリランカ の人口は二千万、首都コロンボは百万、国土はバングラデシュの三分の一余り ということですから当然ではあります。
 第二は街にリキシャがない(FRANK LLOYD註:これは堀口大使、どこを見ているのですか?)ことで、乗用車もバスも人口比以上に少ないように 見受けられました。
 第三は極端に貧しい人が殆ど見られないことで、貧しい層の人々も識字率の高 さを感じさせ、表情も穏やかな印象を受けました。
 そして、第四は道路のゴミが目立って少ないことです。首都コロンボだけでな く地方を旅行したときも、人々が家の周囲を掃いているのをよく見かけました が、箒を売っている店の多さにも感心しました。
 ただし、コロンボの街がきれいになったのはここ数年のことだそうで、もしそ うならいかなる政策、キャンペーンによって可能になったのかが分かれば、現 在ダッカ市の廃棄物処理についてマスタープランを作っているJICAの専門家に も参考になるので、現在スリランカの日本大使館に調査をお願いしています。
 スリランカはさらに、シンハラ王朝の人々が遷都する先々で残した立派な仏教 建築や彫刻、巨大な岩山や美しい海岸の自然美など観光資源が豊富で、ダイヤ 以外の宝石は何でもあるという豊かな資源とともに、バングラデシュにない大 きな利点があります。
 他方、バングラデシュにはガス以外これといった資源のない代わりに、勤勉で 進取の気性に富んだ人々、企業家精神と国際的センスを持った企業家群、高い 英語力を持ったエリート層、さらに色彩感覚に優れた芸術家などがいます。
 また、タミール・タイガーなど、人種的理由から分離独立を求めて武力闘争を するグループを抱えていないことは、スリランカにない大きな強みです。
 バングラデシュがガバナンスを改善し、政党間のいさかいを克服し、教育に力 を入れて経済発展に力を集中できれば、短期間にLDCを卒業し、中進国入りす ることは疑いありません。
 両国の共通点としては対印関係の難しさが挙げられます。バングラデシュでは インドの国際河川連結計画が大きな問題となっていますが、スリランカでも、 インドがパーク海峡の浅い水域に30キロの海運用の澪を掘る計画を、スリラン カとの協議なしに進めようとしていることが心配されています。
 この深い澪を掘るとベンガル湾の潮流が変わり、海の生態も変わって多くの漁 民が職を失い、パーク海峡に点在する85もの島々が水没しかねないと指摘され ています。大国インドに、いかにすれば隣接国の利害を尊重して貰えるかが両 国共通の課題であり、何とか良い知恵が出てくることを祈っています。
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