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通常兵器は液晶テレビと似たようなもの。。。 

あるmixiのコミュのレス、長いのでこちらに転載します。

>個人的な意見ですが、問題の原因は、民族間の確執というより、
>戦争で利を得ている者が細かいことを膨らませて戦争を起こそうと
>していることだと思います。例えば、外国の武器売人や武器の売買から
>利益を得ている人たち…
>確かな証拠がないから大きな声で言えませんが…

世界のConspiracy(陰謀)伝説というのがありまして、世界を牛耳っているのはユダヤ人の富裕な一握りの一族だとか、数ある秘密結社だとか。それの真偽はわかりません。

それから、世界に武器商人がいて、それの取引額が年間何兆ドルにも及び、紛争の一部はそういった武器商人が煽っているというConspiracy(陰謀)伝説もあります。

確かに、ジェット戦闘機やミサイルなどの先端兵器においては武器商人、というか武器製造会社が直接営業をかけて、各国に売り込んでいます。それで、儲けている。それを買うのは、富裕な国家群です。で、貧しい紛争地帯も数は少ないですが購入します。しかし、先端兵器の場合は、三菱重工のH2Aのようなもので、取引する、取引できる国家は限られています。

スリランカの紛争で使われているのは、通常兵器。エアポートなどの警備兵の銃を見てもわかるように、最新式のサブマシンガンなどは高すぎて持っておりません。確か、スリランカのCDI(CDI Terrorism Project)も装備はそうたいしたものではなかったような気が致します。LTTEの装備は旧式の中国製のサブマシンガンを使っているのではなかったでしょうか?

今回のパキスタン大使暗殺未遂で使われた対人地雷も、クレイモア地雷(M18 Claymore、指向性対人地雷)なんてものではなくて、安い地雷じゃないかと思います。クレイモアは高いですからね。1個あたりの値段はUS$250です。おまけに、クレイモアを使ったら、700個の鉄球が100m四方に吹き飛びますから6名とか7名の死者では済まないでしょう。LTTEの予算なんて、2万7千円の地雷を買えない程度、調達できない程度の予算なんですね。

テロリスト社会で有名なイスラエルのIMI(イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ)社が作っているウジという短機関銃があります。ウジはイスラエルで作っているか?これ、ライセンス生産でシンガポールに工場があります。そして、それをミャンマーで。。。シンガポールの会社は国有企業が噛んでいて、リー・カン・ユーの親戚が重役。やれやれ。

ビルマ政府、債務無償を軍需に転用か
シンガポールは小火器と軍需品を生産するための最先端設備をビルマに提供している。モジュール式の、プレハブ工場がシンガポールに建てられた。国有企業であるチャータード・インダストリー・オヴ・シンガポール(CIS)の設計によるものである。設計にはイスラエル・ミリタリー・インダストリーズ(IMI)の現職、もしくは元職員であると思われるイスラエル人コンサルタントが関与している。このプラントはシンガポールでテストされたのちに解体され、今年2月にビルマ移送されている。

シンガポールの西部にジュロン工業団地というところがありますが、道路からでも、イスラエル設計の水陸両用舟艇などを見ることが出来ますよ。

私はシンガポールに9年おりまして、多少興味があったので調べたことがあります。シンガポール政府は、ジェトロの資料では、「外資に関する規制武器・兵器の製造、公益サービス事業(公共交通機関、電力、ガス、水道)、新聞・放送業に対する外国企業の進出は規制・制限の対象となる。また、製造業の一部については、事前に監督機関の許可を取得する必要がある。」なあんて言ってますが、国営企業が噛むのならイエスなんですね。

シンガポールの行政機構
政府系企業群は造船や製鉄など工業化を誘導する基幹産業だけでなく、石油精製、石油化学、貿易、金融、海運、エンジニアリング、武器製造、不動産開発、ホテル、観光産業、宝くじとあらゆる分野に参入し、地場資本や積極的に誘致した外国資本と競争しつつ、シンガポール経済の発展に寄与するとともに、雇用の創出にも大きく貢献している。

シンガポールは華人社会ですから、金になると思えばあらゆることをします。武器に限らず、違法臓器移植のアジアの一大センターは香港とシンガポール。平和国家なんてウソばっかりです。

さて、

通常兵器は、先端兵器と違って、流通経路が複雑。H2Aを買うには三菱重工に直に交渉しないと買えないと思いますが、例えば、60インチの液晶テレビを買うのに、松下とかソニー直に調達しないのと同じ。通常兵器は、製造会社からリテイラー(中間卸業者)が買い受け、それを別のリテイラーが買い取って・・・いくつもの会社を経て、貧しい国の軍隊に行き着きます。ですから、武器製造会社にどこに売ってるんだ?末端消費国のリストを出せ!と言っても解りません。

ということで、全ての紛争とは言いませんが、スリランカのような両者予算のない紛争を煽っても、通常兵器レベルがほとんどですので、武器商人はあまり儲かりませんし、末端のリテイラーが直接売りつけているのか、パキスタンやインドからの供与品なので、武器製造会社本体が関与している可能性は少ないのです。

>僕の理解だと、戦場の最前線にいるのは、シンハラ軍の場合、
>貧しい家庭の青年たちと、タミルの場合戦争で被害を受けた青年たち…
>おそらく、政治家や大金持ちの子供は戦場に行ってないでしょう…

「政治家や大金持ちの子供は戦場に行ってない」というのはほぼ正解です。まあ、ベトナム戦争で上院議員の息子が志願したのと同様な稀少な例はあります。しかし、「シンハラ軍の場合、貧しい家庭の青年たち」はどうなのかと言うと、そうでもない。中流家庭の人間も志願している例が多いです。また、「シンハラ軍」じゃありません。イスラムもタミールもスリランカ国軍に多数所属しております。自衛隊員の構成と似たようなものなんですね。

なぜ軍隊に貧しい家庭のみならず、中流の家庭の息子も志願するのかというと、軍隊のキャリアがその後の生活にプラスされる場合もあるからです。スリランカン・エアラインで高給を取っているパイロットは空軍のOBが多いですからね。軍隊でエンジニアリングを学べれば、航空会社の整備でいいジョブにありつけます。だから、稀少な政治家や大金持ちの子供も志願する場合もあります。

スリランカは国民皆兵ではありませんが、国民皆兵のシンガポールなど、スタッフの募集をすると、軍隊でなにを勉強した、なんていう資格や経験を履歴書に一杯書いてあります。

>シンハラ人もタミル人も自分たちは同じ国の国民だから、
>戦争をやめて、経済発展のため努力すればみんな幸せになれる
>ということを認識すべきだと思います。

と言われますが、では、さて、我々日本人が同じ事を中国人、韓国人に言って、この日中韓の確執が今まで解決したかというと。。。原則はそうなんでしょうが、東アジア人・東南アジア人よりもさらに政治的でパッショネートな南アジア人です。聞く耳は持たないでしょう。

しょうがない話です。

でも、紛争地帯を実際に言ってみると、24時間、365日、ドンパチやっているわけではありません。CNNが放送しているのは、ドンパチの現場だけ。私は見たことがありますが、ドンパチの現場の横で、スリランカの宝くじを平気で売っていたり、アイスクリーム売りが通りかかりますが、マスコミは絶対にそういう光景を撮りません。商売ですから、ドンパチの横の日常風景を撮影したら、マスコミ幹部から大目玉を食います。

まあ、深刻になってもしょうがないようですよ。スリランカ人自体が深刻に考えていませんから。。。_| ̄|○
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★インドかぶれ大失望

               ミャンマーに兵器供与へ         読売新聞2007年1月23日(火)朝刊7頁          死の商人ほど儲かる商売は有りません             売る
  • [2007/01/24 22:52]
  • URL |
  • 飲み物と食べ物が含む化学肥料・農薬・食品添加物を酸化処理する活性酸素が、正常な細胞までも酸化するので |
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