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Google Samsung "switch 

Google Samsung "switch"
According to Simeon Simeonov in his HighContrast blog, Google and Samsung are working on a phone, code named "Switch". Google and Samsung have previously announced a partnership, so the basis is there, and Simeon adds interesting context. Of course, some of the details such as the ones that Simeon contemplates are educated guesses, but the best time to speculate is during the rumor phase, before an actual product announcement tosses our dreamed feature lists into reality, cutting 99% of the list. So let's speculate.
Google and Samsung will build the Switch as a mobile platform rather than a phone, eventually placing phones on a shelf with typewriters in the history of technology evolution. The Switch will be a mobile platform that has voice capability, but is built as a platform that supports voice (VoIP) just like it supports any other application. Like a PC supporting Google, Skype, and any other web based application that we use today, but a PC that fits in our pockets and has mobility. Similar to the uPhone paradigm that I wrote about during the iPhone craze, but a real mobile platform from two of the top companies in the world rather than a few words in a blog post from yet another blogger.
Mobile phone carriers wouldn't like the Switch. Let's assume the dominant carriers and Google/Samsung hit an impasse. Google/Samsung won't compromise on their vision of an open mobile platform. The carriers can't bear the thought of their networks becoming dumb pipes. Maybe only a few smaller mobile carriers would support the Switch, and likely every WiFi provider/consortium/city. So in the US for example the Switch wouldn't have full nationwide coverage, at least not at launch, but would have enough coverage to be dangerous. And does the Switch really need full coverage initially? Perhaps it is not replacing our cell phones at first, but rather providing us with a platform that can instantly do anything our PDA or MP3 player can do when the Switch is offline, and do everything our PC can do when it does have coverage (online). And of course it has two killer applications when it does have coverage - mobile optimized search and open, unrestricted access to the Internet and all online applications, including VoIP and IM.
Would you carry two computers - computer one that your cell phone carrier restricts to being mainly a voice application appliance (but with almost always on connectivity), and computer two that at first gives you a PDA/MP3 player when you are not connected, and gives you the Internet, mobile optimized search, and communications capability (VoIP, IM) when you are connected?
The beauty of this is that it is feasible for Google/Samsung. They can lose money on the Switch for years if that is what it takes, e.g. if the critical mass of users won't buy it until the Switch replaces their cell phone (when the Switch does gain always on network coverage). I also love the fact that the codename (if Simeon's sources are correct) is Switch. Not iPhone, uPhone, or Gphone. Because it isn't a phone. It is the future - a mobile computer platform with unrestricted Internet application support optimized for the mobile environment. That includes VoIP, but labeling it as a phone would be like labeling our computers as typewriters.

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The Science and the life of Albert Einstein 

FI154866_0E.gifアインシュタインというと、有名な人なのに、意外とその生涯は知られていませんね。しかし、アインシュタインというと、相対性理論なんて取っつきにくい、というので敬遠される方も多いでしょう。確かに、物理科の専攻学生でも、試験は通っても、本当に理解しているかどうかは疑問です。かくいう私もその一人です。

☆The Science and the life of Albert Einstein☆というWEBを御紹介致します。

このWEBは、アインシュタインの伝記を中心に「アインシュタインの科学と生涯」について編集したものです。伝記の部分では難しい公式も出てまいりません。アインシュタインが2度結婚した事、家庭生活では不幸であった事なんて知りたくありませんか?

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アイシュタインとその時代 

FI323807_0E.jpg国際結婚をしていると(変な現在進行形ですが。。。)日常茶飯事に、その人種の違いというのを実感致しますが、凡々と日本人の中で生活し、結婚し、子供をなしただけの人たちに、理屈ではわかっても、体で体感した人種の壁や、考え方の違いなんて、そうそうわかるものでもありません。

現在、日本では結婚数の4.5%(2000年統計、伸び率の平均で2004年では6~7%)が国際結婚になっています。これから、どんどん『合いの子』が生まれてきます。あえて、『合いの子』と書くのは、将来必ず、この『合いの子』の問題が多くなると思っているからです。純粋大和系日本人は、千数百年に渡って、自分ら大和系に生活一般を合わすのが普通だと思ってきた人種です。これから、そうではない、という事が如実にわかってくるのでしょう。


ちょっと前のニュースで、「テニアン島でエノラ・ゲイに積まれた原爆の記念碑が出来ましたが、広島・長崎の原爆被害に言及してはいなかった」などというの記事が紙面に出ておりました。まるで、加害者ではなく、原爆に関しては被害者であるかのように。それで、傷を帳消しにするように。

考えてみて頂きたいが、

もし、1944年に、日本が原爆を開発して、その輸送条件が整っていたら(重爆があり、飛行基地を確保していたら)、その当時の大日本帝国政府はためらわずに、米国領土に原爆投下していたでしょう。幸いにも、我々は原爆を持っていなかった。原爆を持っていて、投下していたら、さらに悲惨な戦後になったかもしれません。

つまり、倫理的に日本が高潔だったから原爆を落とさなかったのではなく、単に持っていなかっただけに過ぎない。アメリカも同じ事。持っていて、戦争の早期終結をはかりたかったから投下しただけです。

スミソニアン博物館で、エノラ・ゲイの模型が公開されて、日本の団体が広島・長崎への言及が少ないと文句を言ってましたが、では、呉とか佐世保とかで、ここは真珠湾攻撃の南雲艦隊が出撃した忌まわしい地である、とデカデカと碑文でも出てますか?お互い様というものです。

いい加減、被害者意識も大概にしないといけませんし、卑屈な加害者意識もこれまたいい加減に払拭する必要がある。

なぜ、『正しい加害者意識』『正しい被害者意識』が一般日本国民に湧かないか?簡単です。日本にだけこもっていて、外界をしらない田舎っぺだから、近隣の国の国民感情がわからないだけです。え?海外旅行?そんなもので、わかるわけないよね?だから、日本独特の突飛な考え、非現実的な考えが生まれるのです。そういう意味では、日教組の歴史教育ではない、正しい相対的な、人種意識を持つように誘導する教育が必要と思いますね。

しかし、日本が敗戦を迎え、得たりと再度植民地経営に乗り出してきたオランダ、ポルトガル、イギリスを追い返したという副作用が有ったのも確かです。まあ、民族自決が、その地域の民族の最大幸福となるとは必ずしも言えませんがね。東チモールは永久に独り立ちできないのではないか?と思います。これは、いったん物乞い国家となったら、それから離れられないのは、川崎のホームレスも一緒だからです。

尊厳って、いったん失うと取り戻すのにコツがあります。それはね、単純。負けた喧嘩にもう一度勝つってのが一番の近道。でも、もうそういうご時世ではありませんので、後は、国民の民度をあげるしかない。でも、日本人は、尊厳失って60年以上経ちますが、いつ取り返せるのかな?戦争をしないで国家の尊厳を取り戻す方法は?難しい問題です。

FI323807_1E.jpgという事で、唐突ですが、テニアンとスミソニアン博物館の原爆の話題を出しましたので、その原爆と縁の深い、アインシュタインのお話でも。

さて、主に原爆投下と日本に関してアインシュタインの考えの変遷を年代を追って整理してみます。

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カナダ最北部の氷河、100年間で9割消えた 

カナダ最北部の氷河、100年間で9割消えた ← 既にリンク切れ
北極海に面したカナダ最北部で氷河など陸上の氷が過去100年の間に9割も消失、流氷など海上の氷も過去15年で厚さが3分の1にまで減っていることが、カナダ・ラバル大などの観測で6日、明らかになった。極地で顕著とされる地球温暖化の影響と見られている。

同大などの観測によると、19世紀末と20世紀初頭に行われた探検では、カナダ最北端のエルズメア島一帯に広範な氷が定着していたことが記録に残っている。しかし、1980年代になると、氷が著しく減少。現在、同島北西岸を覆う氷床は5つだけになり、総面積は100年前の1割になってしまった。

5つのうち、北極最大のワードハント氷床(表面積約440平方キロ)は2002年ごろから割れ始め、昨夏に大きく割れた際には氷床内の湖(面積150平方キロ)から淡水が海へ流出したことも確認された。湖は毎年夏季に出現し、塩分の少ない水を好む原始的な微生物が生息しているが、生態系に深刻な影響が出ている。

FI416459_0E.jpgClimate Change in Canada

ということで、最初の画像は、氷山の南下限界を現した物。北海道でも似たような現象が現れていますね。その内、北海道は米作の中心地帯になるでしょうね。これは良い事なのか?大雪山の雷鳥は死に絶えます。これはしょうがないことなのでしょうね。

FI416459_1E.jpgさて、左の図は、過去9000年間の地球の温度変化を表したグラフ。気候は変化・循環します。それは自然な事だった、20世紀の中頃までは。しかし、それ以降、これは自然循環だとは思われないレベルまで、地球の平均温度は上昇していますね。全て人類のなせるワザ。偉大ですね、人類は。(絶滅した方がマシかも。。。)

FI416459_2E.jpg左のグラフは、1951年から1980年までの平均気温をとして、1860年から、2100年までで、どれだけ平均温度が上昇するかの統計と予測のグラフ。え?たった4.8℃上昇するだけじゃないかって?今年の日本の夏の気温は、たった0.8℃上昇(あれ?うろ覚え)しただけで、この暑さですよ。4.8℃ってのは、想像しがたいでしょ?

FI416459_3E.jpgこの左の地図は、グランドバンクスの氷河がどれだけ海面にせり出しているかの地図。現在よりも将来600km以上も氷河が後退しているのがわかるでしょ?

FI416459_4E.jpgこの写真はウェッジモントの1979年と1998年の氷河の後退の様子。無くなってますねえ。

という事で、我々が気付かない内に、ドンドン地球は暑くなる。映画のザ・ディ・アフター・トゥモローだって起こる可能性もあります。

もう、政治の季節は終わりにして、環境を真面目に考えないと大変な事になるかもね。わしゃ、知りません。。。。

メタンハイドレート 

FI404963_0E.jpg私は、ハイドレート資源の開発、国産資源の発見に異を立てるという事をするものではありません。エネルギー資源の枯渇というものに対して、これは人類の大きな問題であると考えています。

しかしながら、では、エネルギー資源の量だけ確保すれば、人類は万々歳で未来永劫安泰なのか?といえば、そうではない、と言いたいのです。(左の画像は、メタンハンドレートの分子構造

現在の化石燃料は、過去数十億年に渡って大気中の炭素を化石燃料の中に固定したものです。それを、人類は百年足らずで、組み上げ、消費しようとしています。その消費の方法のほとんどは、燃焼です。燃焼とは、結局、数十億年かかって大気から、液体、或いは固体の形にした炭素化合物を、再度大気という気体に放出すると言う事です。

FI404963_1E.jpgいったん、大気に放出された炭素化合物は、気体という形態ですので非常に回収が難しい。そして、それら炭素化合物が、地球大気に影響を与えて、温度・湿度の非定常的な変化を起こします。(左の画像は、メタンハンドレートが燃える様子

FI404963_2E.jpg地球そのものにとっては、何度も繰り返してきた道であり、人類が行っている規模の何十倍という規模で過去、この炭素化合物の大気中に対する放出という物が起こっています。そして、何度も、種の大量滅亡という物も起こっています。

私が主張したいことは、量の確保だけでなく、エネルギーの使用方法を考える、という事です。ドラスチックなエネルギーの使用方法の変革なくしては、近い将来、我々人類の存続と言った大問題が生じる可能性があります。

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CO2地中貯留 

CO2地中貯留:削減の切り札だが、環境への影響は不透明
CO2地中貯留:削減の切り札だが、環境への影響は不透明
CO2地中貯留

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地球温暖化(1) 

過去にも地球温暖化は何度も繰り返されてきました。今回が初めてというわけではありません。(参考:神道と天皇制を考える(3)-縄文海進)今回の温暖化が初めて!というギネスブック物である点は、

1.過去の温暖化促進の火山性ガスの大量排出はない。
2.シベリアなどの永久凍土層からのメタン発生は同じ。
3.フロンガスなどのオゾン層破壊物質は初めて、且つ大量。
4.過去炭素固定されてきた石油・天然ガスの燃焼による炭酸ガスの大量発生は初めて、且つ大量。
5.数千年、数万年かけて促進されてきた自然発生的温暖化と違い、たったの百数十年で人為的に発生。
6.数千年、数万年なら可逆的プロセス、つまり緩やかな温暖化の進行が緩やかな寒冷化の進行につながるが、百数十年の急速な温暖化の進行が、寒冷化の可逆プロセスに戻る保証はなく、不可逆現象の場合、永久に温暖化のままで固定される可能性がある。
7.逆に、急速な温暖化が急速な寒冷化(氷河期の発生)を促進しないという保証もない。
8.温暖化は、単に平均気温の上昇をもたらす物ではなく、海流の流路変化や海流の部分的停止、それによる海氷の溶解、大気循環の変化をもたらし、気候の大幅な変化をうながす。
ということです。

過去の自然発生的温暖化ガスは、1)火山性ガス、2)永久凍土層に固定されていたメタン・エタンでしたが、今回の人為発生的温暖化ガスは、1)、2)に加えて、3)化石燃料の燃焼による炭酸ガス、4)フロンなどの人工ガス、5)家畜から発生するメタンガスが加わります。

幸いにして現在は火山の活動期ではありませんが、3)4)5)の総量は、過去の温暖化の時期の1)2)の総量を上回ります。それも数千年、数万年でのゆっくりとしたプロセスではなく、百数十年の急激な増加で、これは今まで地球という環境実験場では初の試み。何が起きるか誰にも解りません。

南半球のオゾンホールが拡大して、紫外線量が増大する、なんてのは序の口で、波及する現象でも無し。もちろん、宇宙線などの増大で環境が変化しますが、他の変化を極端にうながす物ではない。

それよりも、氷河が溶けて、その冷たい真水成分が、海水の塩分濃度を変化させる。海水の塩分濃度が変化するということは、海流の流路が変化する。海流の流路が変化すれば、海流により暖められていた大気の温度が変化し、それでジェットストリームの流路も変化する。

今まで温かい熱帯の海水は、流れ流れてグリーンランドの沖合まで流れて行って、それで冷やされて、また温帯、熱帯に戻ってきたわけですが、北極海の海氷が溶けて塩分濃度が変わると、熱帯から流れてきた温かい暖流が止まる可能性もある。暖流が止まればヨーロッパは寒冷化する。

つまり、大気は全般的に温かくなっているのですが、それで海氷が溶けると、冷たい塩分濃度の薄い水の層が海洋表面にとどまり、塩分濃度の濃い暖流は海洋の底深く沈みます。そうすると、暖流が運んできた熱が海洋表面で熱交換しなくなり、温暖化なのにヨーロッパは寒冷化するというわけです。さらに海氷が溶けて、冷たい塩分濃度の薄い層がどんどん増えて厚くなってくると、暖流は他に流れを変えて、北極海に流れ込まなくなる。熱の供給が止まれば、その地方は寒冷化する、というわけでヨーロッパの寒冷化が起こります。

また、今まで寒帯地方に熱を捨てていた温帯、熱帯には熱が滞留する。熱が滞留すれば、海水の蒸発が増えて、相対湿度が上がる。相対湿度が上がれば、上昇気流が起きやすくなる。上昇気流が激しくなると、低気圧の規模が大きくなる。それが超大型のハリケーンや台風、サイクロンの数を増やすことになる。

その被害を受けるのは、アメリカ、日本・中国、インドという国々。人口は多い、GDPは大きいというので、世界経済にとっても被害甚大。それにヨーロッパが暑くなったり、涼しくなりすぎたり。世界の経済活動を引っ張っている国々が自国の自然災害で手一杯になれば、ほっとけない世界の貧しさ、なんていう国々まで手が回らなくなります。それで、民族大移動。世界政治も変わるってわけです。ホワイトバンドなんて意味無くなります。

上記は思いつきで書いただけですが、まあ、熱というのは常に大気と海洋の間を行ったり来たりしています。それが、海洋の対流の場合は、暖流や寒流になり、大気の対流の場合はジェットストリームなどになる。それで、熱のやり取りをしていた。

それが、温暖化ガスの大量発生で、宇宙空間に捨てられていたはずの熱が大気にこもって、海洋に熱交換され・・・

いやあ、どうなってしまうんでしょうね?なにせ、過去の間氷期の温暖化と違って、宇宙空間からの熱のこもり方の速度も違えば、量も違うので、スーパーコンピューターでも予想はつかない。過去の温暖化の事例も参考にならない。

だって、鍋でお湯を沸かすとして、弱火で沸かしても、強火で沸かしても、100℃になるのに変わりはありませんが、沸騰するまでの時間と、ボコボコとすごい勢いで沸騰したり、蒸気が吹き上がったり、同じ沸騰でも現象が違うのと一緒でしょ?

このまま、石油を燃やし続けていていいことはなさそうで、海洋に炭酸ガスを投棄して固定するとかの人為的変化をするのではなく、過去燃やさなかったものを燃やさずにおこう、とか、家畜を食うのを止めて、メタンを含んだゲップの総量を減らすとか、そういう消極的対策しかありません。それで様子を見るほかありませんが。。。

幾何級数的に増えた温暖化ガス、現在・将来の分ではなく、過去の分で現在の影響が出ています。現在・将来の影響はさらに先の話。何が起きるか、まったくわからないというのが本当です。

地球温暖化(2) 

さて、紀元前5000年前頃の縄文海進は何故起こったか?温暖化と寒冷化、氷河期と間氷期はなぜ起こるのか?その自然サイクルはどのくらいか?などと考えると楽しいですね。でも、また起こるかもしれないと思うと楽しくないか。。。_| ̄|○

海底地滑りの跡(吉田町指定の天然記念物)

ふ~む、海底地滑りなんてものがあるんですね。これは何かと言いますと、

津波の基本知識
海底地滑りによる津波は、海底での大量の土砂崩れが発生原因となる津波である。特徴として、地震の規模に比べ津波の大きさが大きいため津波の予想が困難になる。しかし、大きな津波が発生する場合はそれなりの規模の地震が発生していることから、全く津波警報や注意報が発表されないことはないが、津波の高さを具体的な数値で予測することは困難である。

大陸から続く海底は大陸棚と呼ばれる遠浅(といっても数百メートル)の海底になっています。それが海溝に落ち込む。谷のようになった部分ですね。そこが海底地滑りの舞台になります。

FI1910077_1E.jpg左図:[海底地滑り説が有力なパプアニューギニアの地震]

さて、

1988年のパプアニューギニアを襲った津波は、地震に伴うハイドレート層の分解と、それによる海底地滑りの可能性があるといいます。

んんん?突然、メタンハイドレートなんて言葉が出てまいりました。なるほど。

メタンハイドレートは、要するに高圧の海底で、水の分子がメタン分子を取り込んで凍った状態。これは大陸棚では深度が足りないのでできません。大陸棚が途切れて海溝に落ち込む部分に溜まっていることが多い。で、水分子がメタンを取り込んで凍っているので、圧力が変動したりすると(海底地滑りで土砂が落下してきてメタンハイドレートがそれによって吹き上がったりすると)、水分子がメタン分子を取り込んでおけなくなって、突然メタンが吹き出すわけです。

1m3のメタンハイドレートを分解すると、水:0.8m3とメタンガス:172m3(大気圧下、0℃)のメタンガス(天然ガスの主成分)を得ることができる。

1立方メートルのハイドレートになんと172立方メートルのメタンガスが含まれているわけです。ハイドレートの状態が不安定で、圧力変化で水分子がメタンを保持出来なくなったら、一気に172倍の容量の気体になってしまうということですね。もちろん、深海底では1気圧ではないので、その泡は172倍の容量を持ちませんが。しかし、水面に近づくにつれて泡は大きくなる。その泡は相当量の水を押し上げるのでしょう。それが、今回のインドネシアの海底地震と同じ効果を起こして、津波を誘発するわけです。

なるほど。

これが過去起こったでしょうか?起こったらしいです。

ストレッガ海底地滑りというのが紀元前6000年前、つまり今から8000年前に起こったそうです。

メタンハイドレート
【ストレッガ海底地滑り】
 ・・・(中略)・・・
「ハイドレート層は、プレートの沈み込み領域に集中している(マントル対流によるプレートの沈み込み領域)まず、北米大陸の西海岸と東海岸にある。そして北太平洋からオホーツク海にも確認されている。また、日本近海にも多い。それから北欧のノルウェーの近海。それからもう1つ、陸上の永久凍土層だ。埋蔵場所としては、シベリア、そして、アラスカだ」

「どうして(陸上のハイドレート層が)シベリアとアラスカだけなのか?」

「それは、メタンハイドレートは氷だからだ。つまり、永久凍土の地域でないと解けてしまう」

「石油やガスのパイプラインでは、ガスハイドレートが出来るのは古くから知られていた。そうしたガスの1つ、メタンのハイドレートが、今問題になっているわけだ。永久凍土では、氷点が重要なのだろう。しかし、深海底では、水深500mの水圧と氷点が絡んでいる。いずれも氷が保持できるというところが共通点かも知れない」

「ハイドレート海嶺で、地滑りが起こったらどうなるか。あのハイドレート層は一気に解け出し、結果的に大気中へ大量のメタンを放出することになる。そして、それは前章でも説明したように、温室効果ガスの二酸化炭素 (CO2) に変わる。つまり、こうしたことは自然界ではごく簡単に起こりうるということだ。(メタンガス自体も、二酸化炭素の10倍から20倍もの温室効果能力を持っている)」

「1998年の夏のことだ。モスクワのシルショフ海洋研究所の研究グループが、ノルウェー西岸沖の深海底に、不安定なハイドレート層があることを発見した。そして、これがどうやら、“ストレッガ海底地滑り”の引き金になった地点ではないかと考えるようになった」

「この“ストレッガ海底地滑り”というのは、地質学的な大事件として、特に有名らしい。ところが、これがどうやら、大陸斜面のハイドレート層の不安定化がその引き金になったらしいということが分かってきた。これが起きたのは約8000年前。約5600k立方メートルもの海底堆積物が、大陸棚から太洋低にズレ落ちたと言われる。その移動距離は、実に約800kmにも及ぶ。つまり、巨大な海底地滑りだ」

「これは、巨大な津波を引き起こしたと考えられる。それが、ノルウェー沿岸などを襲ったのだろう」

「8000年前だと、人類は居た。最終氷期の終わりだ。その最後の氷河期の間、スカンディナビア半島は厚い氷河に覆われていた。しかし、やがてそれが終わり、氷河が後退していった。半島とその周辺の海低域は、膨大な氷河の重量から開放されていったわけだ。すると、次に大きな隆起が起こったと考えられる。海も隆起して浅くなり、ますます海底は暖められていった」

「すると、つぎに何が起ったか。どうもハイドレート層の融解が起こったのではないかと言うわけだ。つまり、それが、“ストレッガ海底地滑り”を引き起こしたと考えられるわけだ。一方、ハイドレート層の融解が起こったわけだから、大量のメタンが海中に放出されたことになる。そして、その何割かは大気中に出て、温室効果ガスになった。そこで、地球はますます温暖化が進んだというシナリオだ」 堀内は、右手でキーボードを操作し、データを表示した。

「これは、大陸斜面という海底構造を、きわめて不安定にする要因になっているかもしれん。ま、今後の重要な研究課題になるだろう。しかも、そこからハイドレートを資源として採取するとなれば、それはかなり危険なものとなる」
「うむ。危険な場所は、当然避けなければなるまい。が、ハイドレート海嶺の写真のように、露出している部分は、さほど問題はないだろう。ま、いずれにしても、深海底での作業は、かなり危険なものになる」

「1立方メートルのメタンハイドレートは164立方メートルのメタンになるとあります」

「メタンハイドレートは、普通は雪が降り積もったように、純粋な白い層や塊で存在しているわけではないようだ。それは泥層の中に、数%といった程度に含有されているもののようだ。今年、日本の天竜川沖の試掘リグで回収されたものは、含有率20%と言われ、きわめて高濃度なものだったと聞いている」
「ちなみにメタン(CH4)も温室効果ガスで、その能力は、二酸化炭素(CO2)の10~20倍も高いといわれる」

ということで、自然現象で急激に温暖化ガスが増大する理由に、海中のハイドレートが気化して大気中に放出されて、8000年前の温暖化の原因になったという説もあります。これはちょうど縄文海進の頃ですね。

あれ?北極の氷が溶けて、塩分濃度が低い低温の層が出来て、それが温帯・熱帯からの暖流を海底の深い層に押し下げたら、500m位に溜まっているハイドレートを不安定にさせて、メタンの吹き上げを起こすことも考えられますね?

地球温暖化(3) 

メタンハイドレート
メタンハイドレートは、採掘しなくても存在そのものが問題なのです。つまり、今世界で進行している温暖化により、自然にメタンハイドレートがメタンガスを放出し、温暖化を加速させる可能性があるのです。
メタンはCO2の10~20倍(60倍近いと言う説もあります)の温室効果を引き起こします。そのため、更に温暖化が進み・・・と悪循環、「悪魔のサイクル」が始まる可能性があるのです。

実際、8000年前におこったノルウェー沖の「ストレッガ海底地滑り」はハイドレート層が不安定になって起きたものと考えられています。また、1988年のパプアニューギニアを襲った津波は、地震に伴うハイドレート層の分解と、それによる海底地滑りの可能性があるといいます。そして、ハイドレート層から放出されたメタンガスは過去の地球規模の気候変動に大きな影響を与えた形跡も発見されています。

5500万年前の急激な地球温暖化がそれで、メタンハイドレートが原因と見られています。一気に海水温が6度も上昇し、多くの生物が絶滅しています。また、8000年前の「ストレッガ海底地滑り」の時も、大気に放出された量は埋蔵量の3%、3500億トンに達し、現在でも1000Kmにわたって痕跡が残っているそうです。もし、これと同程度のことが起こると、10年間で4度の気温上昇が起こるといわれます。

FI1910144_1E.pngさて、1000年とか2000年ではなく、もう少々長いスパンでの地球大気の温度変化を見てみますと、

(dark blue) :赤道太平洋ODP658堆積物コア
(blue):南極ボストーク氷床コア
(light blue)グリーンランドGRISP2氷床コア
(green)中央アフリカ東部キリマンジャロ氷床コア
(yellow)北大西洋(高緯度)堆積物コアPL07-39PC
(orange)ヨーロッパ花粉分析
(red)南極氷床コアEPICA
(dark red)西熱帯太平洋海洋堆積物

8000年前、6800年前(縄文海進)の時は、「(light blue)グリーンランドGRISP2氷床コア」の温度が+1.5℃、+1.0℃。3500年前、2000年前のバイキングのグリーンランド植民時も+1.0ぐらいに上昇していますね。

「(dark red)西熱帯太平洋海洋堆積物」は「(light blue)グリーンランドGRISP2氷床コア」とは連動していない。なぜでしょうかね?

このグラフを見ると、平均値は4000年前から下がっていて、いくぶん冷却期のようですね。で、それが2004年は+0.5。これは人為的という疑いを濃くせざるを得ないですが、自然なサイクルである、ということが言えるのかどうか?

それから、1万、1万2000年前は-2.0℃とかそれ以下。これはすごい氷河期だなあ。クロマニヨン人はよくこの時期を生き延びましたね。人類の祖先が彼らだとすると、すごいものがある。

だけどねえ、温暖化というのは一つ間違うと氷河期になってしまうという怖さがあって、氷河期の方が温暖化よりもずっと怖いですね。

FI1910144_2E.png左のグラフを見ると、10Cから12Cぐらいまでは温暖な気候だったんですねえ。それが13Cから19Cまでは「Little Ice Age」、つまり小氷期だったようで、産業革命がなければ今でも小氷期は続いていたのか、それとも自然に温暖化に向かっていたのか。

しかし、最初のグラフを見ても、この10Cから12Cぐらいまでは温暖な気候というのは、4000年前、6000年前、8000年前よりもまだ寒い気候で、その昔はエデンの園だったのでしょうか?

それにしても、19C後半から21Cにかけての温度上昇は、各測定点のばらつきもなく、一様に上がっているのが恐ろしい。極地が上がっても、熱帯・温帯は連動しない、という過去の例と違います。これは人為的な全世界の温度上昇で、単なる自然現象のサイクルの一部とはどうにも思えませんが、どうなんでしょうねえ。

地球温暖化(4) 

長寿命の棚氷:1万年にわたって揺るがなかったラルセンB棚氷の崩壊
2002年1月、ラルセンB棚氷の一部が崩壊を起こし、南極大陸から離れ始めた。その結果、 何千もの氷山がウェッデル海を漂うことになった。

FI1912804_1E.png厚さ約200メートル、面積は約3250平方キロメートル。日本の面積が37万平方キロメートルですから、日本の100分の1の面積の氷河です。

ラルセンB棚氷は5年間で5700平方キロメートルも縮小した。このことから、このような大規模な崩壊は気候の歴史上異例のことなのか、それとも起こって当然のことなのかという重要な問題が提起されている。

当該地域から得られた唯一の海洋堆積物コアから得られたデータの解析から、ラルセンB棚氷は1万年ほど前の最終氷期の終わりから存在してきたこと、またその最近の崩壊は完新世の間に起こった自然変動の限界を超えていることが示された。

この長期的な考察は、ラルセンB系の崩壊における自然および人的要素の相対的な役割を評価する際に重要である。

なるほどねえ、8000年前、6000年前の過去最大規模の温暖化時期も溶けなかった南極の氷河溶けているわけですね。

これが、

FI1912804_2E.png自然および人的要素の相対的な役割を評価する際に重要

ということになります。確かに、北半球の温暖化と南半球のそれは連動していません。グリーンランドが温暖化しても、南半球はそれほど気温上昇が認められなかった。それが、19C以降の温暖化は北半球も南半球も全地球が気温上昇傾向にあるというのが、8000年前、6000年前と違うところ。熱収支が昔は取れた上での(北が上がれば南が下がる、というような)温暖化ではない、というのが異常なんでしょうね。

ところで、私は、カタストロフィーが好きでも何でもありませんから、映画の「ザ・コア」とか「ザ・ディ・アフタ・トゥモロー」とか、ああいった劇的で、短期に起こるような自然現象がよもや実際にあるとは思えません。それよりも、デビット・ブリンが「ガイア」で描いたような状態に温暖化によって世界がなるのかなあ、などと思ってます。もちろん、人工ブラックホールはジョークとしても。

FI1916368_3E.jpg左図は縄文海進の際の神奈川県の海岸線。

ただね、変異点を超えるとね、もうどうしようもないですけどね。

何が人類に出来るか?ってえと、変異点の手前で止める他ありませんね。逆エントロピー装置を作れるわけではなし。既得権益の放棄と将来の権益確保の放棄、それと最下層の切り捨て、これしかないようですな。

全員を助けるなど不可能です。

それとも、今施しを与える側の人が施される側に回るのもしょうがない、と考えるのならば、まだ救いの余地はありますが、いかがでしょうか?

地球温暖化(5) 

“燃える氷”巨大なガス田、新潟沖に?…日本近海で初
東京大学、海洋研究開発機構などの研究チームは20日、高密度のメタンガスが氷に閉じ込められ、“燃える氷”と呼ばれる「メタンハイドレート」が、新潟県上越市沖の日本海海底深部に、深さ100メートルの柱状に存在していると発表した。

メタンハイドレートの一部は海底に露出しており、研究チームは、その規模から、海底下深部に巨大な天然ガス田があるとみている。メタンハイドレートが海底まで露出した例は、メキシコ湾、カナダ・バンクーバー沖などであるが、日本近海で見つかったのは初めて。

研究チームは、魚群探査機によって、気泡として浮上するメタンガスの濃度が濃い位置を特定。上越市の直江津港北西約30キロの海域(深さ900メートル)を中心に、無人潜水艇で調査した結果、メタンハイドレートが海底面に幅100~200メートルにわたって点在していることを2か所で確認した。

さらに、メタンハイドレートの露出した海底を、同機構の海洋調査船「かいよう」の短い鉄パイプで掘削したところ、最長で2・6メートルのメタンハイドレートが採取できた。

メタンハイドレートが存在する海底は、他の海底に比べ電気抵抗が著しく高いことが知られる。メタンハイドレートを採取した下部にも、メタンハイドレートと同じ電気抵抗を示す物質が深さ100メートルまで続いていることもわかった。

新潟県上越市沖の日本海海底深部に、深さ100メートルの柱状に存在

これってのは、例えば接着剤のチューブがあるじゃないですか?最近のラミネートチューブではなくて、昔懐かしの鉛の胴体の。ボンドとかセメダインのチューブ。そのチューブの胴体にピンホールがあいていて、ちょっと押したらチュチュチュと漏れた経験がありませんか?

そういったチューブを水に沈めて重力よりも浮力がかつような状態にして押してみると、セメダインが柱状に出てユラユラと。もちろん、この場合、セメダインは水よりも軽い密度のじゃないとダメですが。

この文章、誤解が生じるので解説致しますと、場所は「日本海海底深部」です。100メートルじゃありません。メタンハイドレートが「深さ100メートルの柱状=高さ100メートルの柱状」にチュルチュルと出ている状態ということですね。100メートルの深さだったら10気圧。溶けちゃいますね。

短い鉄パイプで掘削したところ、最長で2・6メートルのメタンハイドレートが採取

は採取出来たハイドレートの長さで、存在するハイドレートの柱の長さじゃないけどなあ。。。

普通(って、私のイメージで)は横にべったり広がっているのがメタンハイドレート。それが柱状なのは、海底のプレートの下に天然ガス層があって、プレートにピンホールがあいて、そこからチュルチュルと天然ガスが出てきた、高圧下で水分子に取り込まれてハイドレートになった、ということなのかなあ、と。

これは詳しく調べてません。調べます。オリジナルの記事も理解して書いてあるとは思えない。リンク切れになってます。メンゴ。

参考:メタンハイドレート―21世紀の巨大天然ガス資源

私には、地球温暖化物質で、不安定なメタンの塊にしか思えない。資源と考えるか、温暖化物質と考えるか。出てきてしまった物は採掘して燃やさないと、どっとメタンが浮上したら船舶が突然消えたりするかも。サルガッソーみたいに。。。

地球温暖化(6) 

減っていた南極の氷床 海面上昇の原因に
南極の氷床が2002-05年の間に平均で毎年約152立方キロ減っていることを米コロラド大などの研究チームが人工衛星による重力観測で突き止め、2日、米科学誌サイエンスの電子版に発表した。これまで南極全体の氷が減っているかどうかを測定することが難しく、同チームは「今回の研究結果は、南極全体で氷床が著しく減少していることを初めて示した」としている。今後、地球温暖化による海面上昇予測の見直しにつながる可能性もある。

152立方キロというのは、152 km^3ですよ。大きさであって重量じゃありません。重量なんて測れないものね。勘違いしないように。で、どのくらいの重量か?というと、

1立方キロ=1 km^3は、1000 m × 1000 m × 1000 m = 1,000,000,000 m^3

つまり10億立方メートルってことです。で、氷1立方メートルは何トンか?水は1立方メートル1トンですが、氷と水では密度が違う。氷の密度は0.9168g/cm3です。0.9168トンということです。ということで、

152立方キロの氷の重量=152,000,000,000 × 0.9168 = 139,353,600,000トン

1393.5億トンということ。すごいでしょ?え?想像出来ない。確かに。

山手線の内側の面積は約70平方キロです。つまりですね、山手線の内側にこの溶けた氷を敷き詰めたらどうかというと、

152平方キロ ÷ 70平方キロ = 2.171キロメートル

の高さの氷の山になる、ということです。ハイ。富士山の3分の2ですね。富士山よりは低い!で、平方メートル当たりにかかる重量はというと、

2171 × 0.9168 = 1990.4

つまり、1990.4トンの重さが1平方メートルにかかる重量、ということです。山手線の内側だとしたらね。地面なんてめり込んじゃうね。

なぜ、こんな話をくだくだしているかというと、この後の記事。

同チームは02年に打ち上げられた、地球の質量や重力の微妙な変化を観測できる米航空宇宙局(NASA)の人工衛星を利用して、同年4月から05年8月までの間の南極の氷の総量を観測した。その結果、年平均で152立方キロの氷が減っていることが分かった。これは琵琶湖の水量の約5・5倍に当たり、チームは、地球の海面が年間0・4ミリ上昇したことに相当する量だと試算している。ほとんどが、南極の西部にある氷床の減少だった。南極大陸のほとんどを覆っている氷は、地球の淡水の多くを占め、溶けると海面の上昇を招く。

温暖化による海面上昇の一因ともされるが、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の01年の報告書では、南極の氷は21世紀中は温暖化による降水量の増加で量が増える可能性が高いと予測されている。

地球の海面が年間0・4ミリ上昇したことに相当する量
溶けるとと海面の上昇を招く

こればっかですね。0.4ミリ。たいしたことがない、と思ってしまいます。

しかし、毎年1393.5億トンが南極大陸の陸側、海側でどの程度の割合か知りませんが、そのある部分の陸側にかかっていた重量が取り除かれるということです。

陸、つまり、プレートにかかっていた荷重が軽くなるとどうなるか?

幕張の埋め立て地でビルが建ってます。あれもすごい重量なんですが、埋め立て地だから地盤も固くなく、建った当初は年間30cmぐらい沈みました。地面というのは「盤石」なんて言葉とは違って、結構ゆがんだり曲がったりします。地震だって、プレートがゆがんで元に戻る時に起こる物でしょ?

だから、毎年1393.5億トンの一部分が南極大陸にのしかかっていた物が、溶けてなくなるということは、幕張と逆で地面が隆起するということです。

ピンポン球を想像して下さい。ピンポン球をへこませてしまった事がありますか?あれは、へこんだ部分をなんとか元に戻そうとしても、別の箇所がへこんでしまったりして。。。

南極大陸が隆起するということは、地球の別の箇所が陥没してしまったりするってことかな?で、そうそうベコベコさせると、亀裂が入ったりして。ピンポン球なら中身は空気ですが、地球プレートの下は?マグマですね、マグマ。

火山活動だってさかんになるかもしれず。

と、

地球の海面が年間0・4ミリ上昇したことに相当する量
溶けるとと海面の上昇を招く

だけじゃない。そうそう静的な動きだけじゃないということも想像しましょ。。。想像してどうなる?

参考:メタンハイドレート―21世紀の巨大天然ガス資源

地球温暖化(7) 

香港は人工的な都市でヒートアイランド現象出放題。しかし、小さな島で76平方キロメートルしかない。小豆島の半分の大きさ。だから、ちょっと風が吹くとヒートアイランド現象も消えてしまいます。それに、島のほとんどが山・丘。平地は海岸の近辺と谷の部分だけ。

香港島の定点観測は10月14日です。過去の気象データから言って、この日を境に、高温多湿から低温低湿に移るわけですが、2000年はほぼ14日から秋。2001年も10月18日。2002年は10月25日。2003年は11月2日。2004年は11月10日。だんだんずれてきています。これが循環して元に戻るのか、どうなのか。今年はいかがでしょうか。

スリランカの定点観測は海水面。列車の線路と海岸までの距離で体感出来ます。1985年、津波で有名になったゴールとコロンボの間に線路と海岸の距離は200メートル。それが1988年には150メートル。現在は85メートル。海進がすすんでいるのが温暖化の影響か、単に浸食作用かわかりませんが。

インドのマドラス近郊のマハーバリプラムの海岸寺院。この前の津波で壊れてしまって、津波の後行ってませんが、最初に見たのが1995年。次に訪問したのが2002年。ここは遺跡の崩壊を防ぐために寺院の近辺はフェンスで囲まれています。双眼鏡でみるしかない。こころなしか、海岸が近づいているような。まあ、また数年経ったら見に来ればいい。

ところで、

環境問題を善悪で捉えたり、南北問題の貧困で捉えたり、費用負担で捉えたりしていますが、これは地球という閉ざされた環境での出来事で全体問題です。イデオロギーや政治問題でまず捉えると方向性がおかしくなるのは当たり前。

だいたい、サヨ系環境団体がいけない。環境団体は環境団体らしく環境のみに行動を絞るべきなんですが、サヨが入り込みやすいのでしょうか?政府・先進国・大企業が加害者で、国民・途上国・被雇用者は被害者という図式で、必ず善悪問題と絡めてくる。

サハラ砂漠の拡大は気候問題も絡むが、家畜、特に山羊などの飼育にも問題がありますね。これを善悪問題で捉えられるというのでしょうか?山羊がドンドンどんどん雑草を食べる。樹皮を食べる。そのため、草木が枯れ果て、地表が露出し、砂漠化がさらに進行しますが、山羊以上の家畜がいるとでもいうのでしょうか?山羊を飼う牧畜民は悪者なのでしょうか?

観光開発のためにマングローブの森を伐採して、海岸沿いにホテルを誘致し、周辺住民が雇用にあずかり、地域社会が豊かになります。それにより、海岸の保水、マングローブの回りに住む生態系が破壊される。しかし、貧困層が少なくなる。これが善悪で解決がつくのでしょうか?

南太平洋やインド洋の住民に冷凍施設を与えた。それにより、腐敗しやすい魚介類を冷凍し、輸出出来るようになった。漁民が裕福になったので、大規模漁業に投資し、大型漁船や延縄などの設備を導入出来た。国も先進国からの援助金でそれらに設備の融資を行った。そのために、周辺海域での乱獲で漁業資源が枯渇し、またジンベイザメなどの稀少魚類も少なくなった。これは善悪で解決がつくことでしょうか?

私の仇敵グリーンピースはおろか、最近ではアムネスティインターナショナルまで環境問題に口を出すようになりました。原発はイカンといいながら、全電化住宅に住んでいる日本の環境保護主義者を知っています。彼らは一様に、自分の側が正義の側だと考えて行動しますが、これでは共産主義者と同じですね。だから、環境保護団体はすぐサヨ化するのでしょうかねえ。

科学に善悪などありません。社会主義系の歴史学者が善悪を歴史につけたがりますが、あるがままに起こったことに後付の善悪判断などできるでしょうか?善玉コレステロールとか悪玉コレステロールとか恣意的に言っていますが、それは善悪基準とは違うものです。科学に善悪などありません。環境科学も同じですね。

さて、

温室効果ガスの温暖化への熱効果、90年の1・2倍 ← リンク切れ
二酸化炭素などの温室効果ガスが地球全体の温暖化に与える熱効果が1990年の水準の1・2倍に増加していることが米海洋大気局の最新分析でわかった。データは、二酸化炭素やメタンなど15種類の温室効果ガスを米国本土やハワイ、南極などで過去25年間にわたって観測した結果について、各温室効果ガスが気温を上昇させるエネルギー(ワット)に換算し、一つの指標としてまとめた。

各年の傾向で見ると、0.8~2.8%ほどのペースで増加しており、鈍化することはあっても、減少に転じたことはない。温暖化防止のための京都議定書から離脱した米国では、今夏、カトリーナ、リタの超大型ハリケーンが襲い、インフラや経済などに深刻な打撃を与えたことから、今回の分析結果は、温暖化による異常気象と関連付けて報じられ、関心を集めている。

90年の1.2倍も!と考えるか、まだ1.2倍で幾何級数的な増大の初期だ、と考えるか、受け取り方の自由ですが、それによって何がどの程度変化したのか?(悪化という言葉は科学の世界では無意味)、定量的に示さないとわかりません。後、定量的な変化が具体的などういう現象を伴っているか、素人にもわかりやすい説明でないと、共感は得られないなあ。

国連環境計画(UNEP)の地球環境データベースプロジェクトでいろいろなデータをDLできるので面白い。海面上昇データブック2000(Databook of Sea-Level Rise 2000) なんて、買わなくても126ページの読み応えのある本を閲覧出来ます。

過去22年のこの商売で、モントリオール議定書以前にフロンを使った冷凍機を売ってきたのは私の商売。現在は、オゾン層破壊に対する低影響(温暖化指数は若干高い)の代替フロンと温暖化指数の低い(オゾン層破壊指数は若干高い)代替フロンを使った冷凍機を選定しています。しかし、環境へのインパクトゼロの機械などありませんので、しょうがないなあ。

やり玉に挙がるフロンですが、私のような集中空調システムの設計者がいくら努力しても、車に搭載されているエアコンにはかないません。なにせ、何十万台、何百万台が走り回っていて、生産されて数年で中古になる日本なら代替フロンを使ったエアコンを搭載している車輌がほとんどなんでしょうが、発展途上国ではそうもいかない。生産したのが1980年代なんて車もバンバン走っています。そのエアコンだって、中国で違法生産されたフロンガスを入れないとエアコンが効きませんし、車でさえ十数年の中古なのに、エアコンだけ代替フロンを使ったエアコンに取り替えさせるなんてことは出来ません。

フロンの場合、フロンは魔女ではないを読んで頂くとわかりますが、オゾンホール破壊の元凶なのかどうか、ハッキリした検証は出来ていません。しかし、まあ、この分野の専門家でも無し、私達技術者はモントリオール議定書の言うようにするしかないわけで、困ったものです。しかし、疑わしきは罰する、というのが環境世界の習いなので、しょうがないのでしょうかねえ。オゾン層の現状とオゾン層研究なんか読むと、やっぱりフロンは悪いのか?と思ってしまいますし、これは元物理科、現在技術者には荷が重い。

フロンよりも家畜のゲップに含まれるメタンの量とその温暖化の影響の方がフロンよりも甚大、という説もあります。フロンだったら代替フロンとかそのまた代替フロンとか、アンモニアとか、方法はありますが、家畜の場合、代替家畜なんてできないものなあ。どうするのでしょうかねえ。

Outlook2000は会う人毎に進めています。タダです。世界の環境の現状と将来の展望を述べています。知らないよりは知っていた方がいい。

オゾンホールや海面上昇のような面ばかりクローズアップされますが、温暖化現象の横綱は気候変動です。3秒に1人死ぬからほっとけない、という運動は政治ばかり考えていますが、気候変動に対して政治が関与出来ることはどの程度あるのか?それよりも既得権益を持つ一般人の方がずっと抵抗勢力で問題なのかもしれません。

でもねえ、紙おむつを止めて、手洗いのおむつに戻せ!と共稼ぎ夫婦に言えませんしねえ。過疎地に住む人間に車の相乗りは止めよう、一人で車を占有しないようにしよう、とは言えませんしねえ。ハンバーガーは食わずに、大豆製品を食えとは言えないですからねえ。大豆バーガーまずいし。

まあ、自分に出来ることからやるしかないわけです。

燃料電池で全てが解決するわけでもなし、太陽電池・風力発電で全てが解決するわけでもないのに、マスコミの一部はあたかもそうであるように言いつのっています。燃料電池・太陽電池・風力発電のモジュールを作るのに化石燃料はまったく必要でないの?必要でしょうに。燃料電池の水素やアルコールを作るのにも化石燃料が必要でしょうに。太陽電池・風力発電ユニットが劣化すれば、必要なパーツ、代わりのユニットが必要で、また化石燃料のお世話にならないといけない。

ようするに機械を造るのに、製造するためのエネルギーはいくらか?その中の温暖化へのインパクトはどの程度か?というインプット側を忘れて、アウトプットの使っている間は水しかでません!なんてうたい文句ではダメなんですね。燃料もインプット側ですね。で、インプットでこれだけ、アウトプットでこれだけと比較して、機械寿命を計算して、従来システムよりもインプット・アウトプットの合計で良い結果がでなければ、単に開発企業を儲けさせるだけです。従来システムの改良でも十分!という場合にも、新しいシステムの方が。。。と飛びつくマスコミと、内実がわからない民衆。困ったものだなあ。

原子力発電所が必要悪で手っ取り早いですし、私も原発の発電割合を上げてもいいと考えていますが、立地条件がねえ。M6程度でも、配管なんかひん曲がるとかはずれることはよくありますからねえ。原発なら金をかけていますからそうそう壊れないでしょうが(前の会社にも原子力事業部がありました)、完全な設計と完全な施工はできません。それに原発、寿命が尽きたらねえ。処理が大変ですからねえ。

もう、コストを考えると出来ないことばかりですが、コストを考えないことができるのは民間ではなく、公的機関。でも、小さな政府、なんてことを各国言ってますから、なかなか予算は付かないですね。

じゃあ、宇宙は?ってえと、さらに高コスト。数百年経てば、安価な宇宙往還システムができて、環境悪化する製造工程はみんな宇宙で、と言うことになるのでしょうかねえ。宇宙エレベーターでもつくるしかないなあ。シャトルシステムはダメですが、宇宙エレベーターなんて素材がねえ。結局重力井戸の底に捕まった人類、ということです。

しょうがないからバイオアルコールを1万トンくらい造るかなあ。どこの政府を騙そうかなあ?。。。_| ̄|○

2050年にアルプスの氷河4分の1に 

温暖化現象といっても、各国・各地域でバラツキがあります。日本なんかはマシなほう。え?猛暑だって?この猛暑はヒートアイランドの影響も加味されていますので、純粋な温暖化の影響はずっと少ないですね。

最近数年間、熱帯からくる台風が、だんだん左にそれる(西、つまり中国にそれる)ことにお気づきでしょうか?これは、欧州の温暖化にも関係するのかな?同じ、ユーラシア大陸でつながっていますからね。いずれにしても、国連環境計画(UNEP:UN Environmental Programme)がアウトルック2000で記述したように、

もう遅い

ということです。化石燃料燃やしすぎたんでしょうね。

地球環境概況2000の概要

地球温暖化、2050年にアルプスの氷河4分の1に ← 既にリンク切れ
2050年にはスイス・アルプスの氷河の4分の3が解けてなくなっている。欧州連合(EU)欧州環境庁は18日、地球温暖化が欧州に与える影響予測を発表した。それによると、欧州の平均気温は過去100年の間に0・94度上がり、世界の他の地域の平均気温上昇分0・7度を上回った。2100年時点では、世界の他の地域で1・4―5・8度の気温上昇が見込まれるのに対し、欧州は2―6・3度の上昇が予想される。温暖化の負の影響は、2002年夏にチェコ、オーストリアなどで60万人が被災し、80人以上の犠牲者を出した大洪水や、2003年夏にフランスの高齢者を中心に2万人以上が亡くなった熱波など、近年、深刻の度合いを増している。予測をまとめたジャックリーン・マクグレイド同庁局長は「EUは京都議定書を率先して履行するだけでなく、追加措置を緊急に検討すべきだ」と提言している。

誰も読まない、鉛蓄電池の仕組み(1) 

さて、みなさん、誰も読まない蓄電池の仕組み、行ってみたいと思います。
(↑本当に誰も読まんわ、コリャ)

まあ、せっかく、絵も作った事だし(←って、会社のスタッフ用に作った物でブログ用ではないないですがぁ)、興味があれば。。。な、ないか。。。

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誰も読まない、鉛蓄電池の仕組み(2) 

え~、蓄電時の反応はわかりましたか?え?わからない?電子(e-)がわからない?電子(e-)は、簡単に言うと、我々の言っている「電気」ですよ。ようするに、蓄電池というのは、化学反応の酸化還元反応を利用して。。。え?頭が痛くなってきた?ううう、そういう生徒はほっておいて。。。

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誰も読まない、鉛蓄電池の仕組み(3) 

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バッテリーは、硫酸がと反応して放電し、硫酸塩を作ります。充電の時は、電子を受け取って、硫酸から、酸化と硫酸に戻します。これだけなら、化学的永久運動で何も減りません。しかし、この充放電を繰り返していると、放電時に硫酸と反応して作られた硫酸が結晶化(←サルフェーションと言います)して元に戻りにくくなります。(上の写真をご覧下さい)

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誰も読まない、鉛蓄電池の仕組み(4) 

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蓄電池、電圧は一定です。車のシガーライターって12Vですよね?そうです!車の蓄電池はたいがい12Vです。フォークリフトは48V。これは、2V単位なんですね。車の蓄電池の場合、一体になった箱の中に、2Vのセルが6個直列に並んでいるんです。よく見ると、中に仕切があって、内部で6個に分割されているのが見えるはず。

さて、電圧一定はわかりました。では、何が変化するかというと電流です。使えば使う程電流の値は大きくなります。さて、電流値が大きい(放電電流が大きい)という事は、短かい時間で電気を消費してしまう事です。

ということは?

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誰も読まない、鉛蓄電池の仕組み(5) 

前に掲載した時のコメント集です。

よくわかりました。要するに電池を適当に捨てることは環境に非常に悪いと。で、日本以上に中国では不法投棄されていると言うことですね。


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誰も読まない、鉛蓄電池の仕組み(6) 

前に掲載した時のコメント集です。

昨年、会社の社内報の記事の依頼があって・・・。太陽電池について、一般> 常識でわかる様に書いた事がありますが。。。無茶苦茶難しかったです(笑


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誰も読まない、鉛蓄電池の仕組み(7) 

携帯用MDプレイヤーとか、携帯用CDプレイヤーで乾電池で動くヤツを使われた事がありますか?

使っていると、そのうち乾電池がへたってきますよね?最後にはMDもCDも使えなくなってしまう。だけど、そのMD、CDで使えなくなった電池を懐中電灯に再利用すると、アラ不思議、懐中電灯つくじゃないですか?

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誰も読まない、鉛蓄電池の仕組み(8) 

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私の図では、+(正極)と-(負極)がかなり離れているように図解していますが、実は正極と負極はこんなにくっついているんです。ブルーのビニールに包まれて、金属のプレート状の物がサンドイッチになってますね。

「これは自動車のバッテリーのケーブルを繋ぐ部分」のように思われますが、この下につながって、ブルーのビニール(これがセパレーター)に隠れて、長方形の正極、負極が潜んでいます。正極、負極の数は、蓄電池の容量に依って違いますが、自動車の電池で正極3枚、負極4枚とかになります。この写真では、見えにくいですが、正極5枚、負極6枚が交互に並んでいます。

この写真は紛らわしいのですが、正極、負極、それともう一つ極があるように見える一番右の極は、別の電池の物です。一つの電池としては、左の正極と中の負極でワンセットです。この後の「誰も読まない、蓄電池の仕組み その9」の写真のケースに入った物の方がわかりやすいです。お待ち下さい。

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誰も読まない、鉛蓄電池の仕組み(9) 

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この写真がケースに入った、これがセル、です。まだ蓋はしていない状態です。希硫酸は、蓋をしてから入れます。これは2Vセル。これを24個集めて、48Vのフォークリフト用の電池にいたします。

ところで、蓄電池の賞味期間ってご存知?実は、いったん希硫酸を入れてしまうと、内部で化学反応が進むため、2ヶ月間放置する(充電しないと)と、性能が劣化、或いは充電しても使えなくなってしまいます。蓄電池は、冷暗所で保管し、賞味期間中に使いましょう!

誰も読まない、鉛蓄電池の仕組み(10) 

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これがフォークリフト用の2Vのセルを24個並べて、直列48Vにしたバッテリーです。これがフォークリフトの座席の下に収納してあります。500Ahの容量。これで、クーラーなんか使わない家庭なら、1日ぐらいの電気量を供給できる容量なんですよ。ちなみに、乗用車の電池は、12V、45Ahとかですから、この45分の1ぐらいの容量です。

このフォークリフト用の電池はトラクションバッテリー(牽引用蓄電池)といって、充電する時は充電だけ、放電する時は放電だけ、という使い方。一般の乗用車は、スターターバッテリーといって、エンジンを動かす時に使います。使い方が違うので、電池の特性も違うんですよ。

誰も読まない、鉛蓄電池の仕組み(11) 

えー、いまいち12Vとか、48Vとか理解しにくいでしょうから、図解を致します。(いや、ちょっと書くのが疲れただけです)

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上図は、一般車などに使われる12Vの蓄電池の直列回路を示した物です。外からは見えませんが、こうして中仕切があって、例の正極3枚、負極4枚がひとつひとつのセルに入って、2Vを出力します。そのセルを6個直列に連結して、正極、負極の差が12Vになるというわけです。

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誰も読まない、鉛蓄電池の仕組み(13) 

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考えてみると、私のプレゼン資料って、そのまま読めばいいんであって、今までオブジェクトだけjpegにしてきた努力って何だったんだろうと思ってしまいます。まあ、いいかあ。全部図に説明入っているんです。やれやれ。最初からこうすりゃ良かった。。。って、そうすると、文章は何も無し?

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焼き鳥・ウナギどうする?。。。って。。。。  

日本の森林面積は約2500万ヘクタールで日本の国土の約67%を占めるそうです。面積割合では世界でも指折りの森林国といえます。しかし、ギッチョン、人口1人あたりの森林面積としては0.2ヘクタールで、決して多いとはいえないんだよねえ。世界の平均は人口1人当たり0.7ヘクタール。でも、この平均、熱帯雨林が入っていたりしてますので、日本は、かなり豊富な森林資源を持つといえる?特に、自然林や半自然林が多いので悲観する必要はありません。

中国の森林面積は1億5900万ヘクタール。日本の6.36倍。でも、人口は約10倍。だから、人口1人当たり0.1325ヘクタール。砂漠が多いのだから、そりゃ少ないよね。植林を一生懸命しているんですが。

そういう、日本よりも資源量の少ない国から、安いからといって、炭を買っていたのが間違い。おまけに、炭というのは、樹を丸ごと伐採、ということではありませんので、手間はかかりますが、紙のように森林資源を減少させる、ということでもない。下ばえを間引くので樹の為にもいい。まあ、高級な炭の場合は知りませんが。だから、

焼き鳥・ウナギどうする?

って、元の木阿弥ってわけ。つまり、自前の日本産の炭で焼けばいいじゃん?どうせ、備長炭使用!なんて歌っていて、錯覚しますが、備長炭という登録商標はありません。中国産備長炭で焼いていたわけ。それを国産に戻す。需要が増えれば、国産の炭も安くなりますがな。ついでに、高齢者のアルバイトで、体を動かして、要介護者にならないようにして、小遣いももらえる!そうしましょうよ。

焼き鳥・ウナギどうする?中国、木炭輸出ストップ。国内の備長炭7割“消える”
中国政府が森林保護のため、十月から木炭輸出の全面停止に踏みきる方針であること が二十四日分かった。林野庁によると、平成十五年の中国産木炭の輸入量は約六・二 万トンで、年間国内消費十七万トンの三分の一を超える。中でも焼き鳥やウナギのかば焼きなどに使われる白炭(備長炭)の輸入は約三万トンと、国内消費四・四万トンの約七割を占めている。

中国産木炭は価格が国産の半値以下で、焼き鳥、焼き肉、ウナギなどの飲食店で幅広く使われている。中国は昨年八月、断面直径四センチ、長さ十センチ以上の木炭の輸出を停止していた。林野庁は当面、燃料会社が買いだめした中国産備長炭の在庫でしのぎながら、国産木炭の増産やオガクズを圧縮して焼いたオガ炭の代替利用を進める方針。中国の国土に占める森林率は、森林開発の結果、日本の四分の一の16%と低迷。中国政府は二〇五〇年までに26%まで回復させる方針で、一トン製造するのに十トンの木材が必要とされる木炭の輸出停止に踏みきることにした。
 ◇
【木炭】原木の焼き方や火の消し方などによって「黒炭」と「白炭」に分けられる。黒炭は白炭に比べて軟らかく、火付きがよい。白炭は火力が強く、火持ちがよいのが特徴。備長炭は馬目樫(ウバメガシ)の木を炭材にして焼かれた最高級の白炭で、完全に炭化しているため、煙やにおいがほとんど発生せず、安心して食材を直火で調理できるとされる。

今すぐ丘の上に避難する必要はない?!(1) 

FI557915_0E.jpg私は、テロや政治紛争、民族紛争などの脅威よりも、人類全体の脅威としての環境問題を話していますが、しかし、私ごときがいくら咆えても、テロや民族紛争のような目に見える危機ではない以上、みなさんはあまり切実には考えないと諦めています。また、選挙民が切実に考えない以上、政治家、施政者は、彼らの票とか支持とかに密接につながらない問題なので、これまた、切実に考えないと思います。悲しい事ながら。

南極の氷河流が加速、世界の海面上昇にも影響か
南極大陸西部にある多数の巨大な氷河が、海へと流れ込む速度を上げており、世界の海面を上昇させているという。
サイエンス 』誌ウェブサイトで23日(米国時間)に発表されたこの論文は、南極大陸西側のアムンゼン海に流れ込む6つの氷河がこの15年間で流れの速度を上げており、しかもそのペースが最近になってさらに速まっているとしている。その中でも最も速い パインアイランド氷河は、1日約5.5メートルのペースで流れており、地球上で最も動きが速い氷河のうちに数えられるまでになっている。この速度は、1970年代と比べると25%も上がっている。

過去にも、ニュージーランドの、グリーンランドの、ヒマラヤの、カナダの氷河の融出を記事で取り上げました。また、今年の異常な台風やハリケーンの発生も取り上げました。そして、今度は南極大陸。

米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所の氷河学者で今回の調査に携わったエリック・リグノット博士は、「これは相当な速さだ」と話す。アイスレーダーを搭載した調査用航空機で調べた結果、アムンゼン海に流れ込む6つの氷河は、これまで考えられていたよりも平均で約390メートル厚く、海に流れ込んでいる氷の量も非常に多かったことが判明した。リグノット博士によると、6つの氷河が完全に海に落ちて溶けた場合、地球全体の海面が90センチ以上上昇するという。
「これだけの量の淡水があれば、地球の海流を乱すには十分だ」とリグノット博士。

これによる、海水温度の上下は、さすがの日本が誇る地球シミュレーターでもシミュレーションできないだろうなあ。

今すぐ丘の上に避難する必要はない?!(2) 

南極の氷河流が加速、世界の海面上昇にも影響か
南極大陸 の面積は1400万平方キロメートルで、米国の面積の1.5倍近くある。大陸の98%は1年中氷に覆われている。氷の厚さが5キロメートル近い場所もあちこちにあり、地球に存在する淡水の3分の2以上がここに閉じ込められている。南極大陸の海岸の半分は棚氷(たなごおり、ほうひょう)と呼ばれる 海面に浮かぶ巨大な氷に縁取られており、こうした棚氷が大陸面積の11%を占めている。棚氷は氷河の長い爪にあたり、氷厚は平均で460メートルにおよぶ。棚氷は海水と接する底から徐々に溶けていき、薄くなった後に嵐や波によって 末端が砕かれて破片が分離する。この破片が氷山となる。

NASAのワロップス飛行施設(バージニア州)で働く米EG&Gテクニカル・サービシズ社の氷河学者、ロバート・トーマス博士は長年、棚氷は瓶をふさぐコルク栓のように働き、海に向かう氷河の動きを押しとどめていると考えてきた。ところがアムンゼン海沿岸では、棚氷の底が急激に溶けており、1990年代の前半以降、年間約3~4.5メートルのペースで薄くなっていた。

トーマス博士によると、「コルク栓」が緩くなり、氷河の流れが速まったのだという。「この一帯では気候の温暖化が進み、多くの棚氷が薄くなっている。なかには崩壊する棚氷もある」

FI557944_0E.jpg氷河というのは移動するものです。私もこの記事を読んで始めて気付いたのですが、南極の氷河も移動していたということ。しかし、この移動が氷河と海とが接する部分の棚氷によって、コルク栓のように移動を防いでいたということですね。

今すぐ丘の上に避難する必要はない?!(3) 

南極の氷河流が加速、世界の海面上昇にも影響か
最も驚くべき事実は、沿岸の暖かい海水によって海に浮かぶ棚氷が薄くなるだけでなく、パインアイランド氷河まで薄くなっていることだ。パインアイランド氷河は、海岸から約300キロも内陸の地点で毎年約1.2メートルずつ厚みを減らしている。

そして、棚氷が薄くなるだけでなく、氷河本体が内陸部から薄さを増しているという事。

「1990年代に比べると2倍のペースで薄くなっており、氷が溶ける範囲もはるかに内陸まで達している」とトーマス博士は説明する。もしこの状況が続けば、今から5年以内に、パインアイランド氷河の分厚い氷が少なくとも700平方キロメートルにわたって海に浮かび出ることになる。他の氷河の流れもさらに速まるだろう。トーマス博士は「流れの速度が5年以内に現在の倍になる可能性もある」と話す。

21日に発表された別の論文によると、西部南極海に流れ込むいくつかの氷河は2002年に棚氷を失った(日本語版記事)が、やはり流速が上がっているという。氷河の専門家であり、コロラド大学の『米国雪氷データ・センター』でこの研究を率いたテッド・スキャンボス博士は、『ラルセンB棚氷』の大部分がウェッデル海で崩壊してまもなく、付近の氷河が以前に比べ最大8倍の速さで流れはじめたと指摘する。この変化のスピードは驚異的で、棚氷がブレーキのように氷河の動きを止めているという仮説がはっきり裏づけられたと、スキャンボス博士は話す。

FI558070_0E.jpg棚氷というコルク栓が緩み、内陸部の氷河が溶け、その溶けた真水が氷河のそこに溜まるということで、氷河と南極大陸との摩擦抵抗が低くなり、コルク栓の圧力が下がることで、「パインアイランド氷河の分厚い氷が少なくとも700平方キロメートルにわたって海に浮かび出る」。そして、それはパインアイランド氷河だけではない、という事。

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